随筆:「電子ペーパー」

by ご近所のきよきよ


 私のプログラム環境は、JavaとMySQL、PostgreSQL。それとEclipseですね。これらのフリーソフトが無かったら、私は研究をできなかったわけで、いつかフリーソフトの世界に恩返しができたらいいなと思っています。人工知能の本質にどこまで迫れるか、そこに使命感をもってプログラムを作っているところです。


 プログラムを作っていて欲しいと感じるのは、今打ち込んでいるソースプログラム以外のソースプログラムを参照できる機能ですね。それと、大画面でプログラム全体を見たい。

 Eclipseの表示範囲は狭いので、前にはよくソースプログラムを印刷して、ロジックを追っていました。この頃、ソースコードを覚えられるようになってきて、Eclipseの画面だけで、結構足りています。が、別のプログラムのコードを見ながら打ち込みたいこともあって、なんか無いかなとも思っています。ま、パソコン2台で開発しているもので、2つのパソコンに同じソースを持って、表示しながらやってたこともあります。


 それで、パソコングッズを考えたわけです。デジカメみたいなハードウェアでレンズの代わりにプリンタインターフェースでイメージを取り込む。PDFファイルですね。ブックとして一連の印刷物をファイル化して、ページごとに参照できるようにする。表示は専用の電子ペーパーでもいいですし、テレビに表示するようになっていてもいい。カメラを応用して簡単に作れると思うのですが。もう、あるのかしらん。


 今は、英子文字の続け字認識に挑戦していて、ベースとなる部分をコーディング完了したところです。スピードが遅いのは、一文字認識で問題になっていたことですが、続け字になったら、データ量が一杯になって、メモリ不足でバシバシ落ちるようになりました。満足に動くのは、50画素×20画素くらいに小さい時です。パソコン環境を強化しないと駄目そうです。時間が遅いのは、マルチCPU環境での並行処理を考えて、メモリ不足は64ビット環境移行ですかね。Javaのヒープを大きくしなくてはなりません。  で、当面の課題は、文字を単離するきっかけとなるイメージ特徴の整理と、単離化した文字の認識精度の向上です。どうも、一文字認識のときよりも合格率が下がっていますから(たぶん意図しないパターンを一杯出すため、それらがご認識の元凶となっている)、もっとしっかりした認識手法を導入しないと駄目なようです。一文字認識のリファクタリングが必要でしょう。


 と、課題満載で9月が始まりました。今月はもうお彼岸。秋祭りです。


おわり