随筆:「階層化パターン抽出装置」

by ご近所のきよきよ


 

  パターン抽出はどんな手法が取られるべきであろうか。基本となる処理は、記号の生起の、

を求める事だと思う。異なる記号の共起関係とか、内包、外苑関係とかはこの処理で得た数値から求まることである。無論、そこには記号の内包関係、階層関係の把握が必要なのだが。内包関係も構造を記号化できれば、上記のパターン抽出処理で把握できるデータとなる。


 こんなことを考えていくと、パターン抽出処理は力業ということになって、特別な装置を作り込んで実現すべき技術ということになる。とくに、命令制約でコア数をあげて特別なMPUをつくるメリットが生まれる。このことは大きい。



 というようなことを、10月考えていました。そして、11月か12月には彷徨(かなた)を作っていきたいということで、仕様をまとめています。はてさて、秋は深まっていきます。いつの間にか紅葉も最盛期となりました。今年もあと2ヶ月です。追い込み、頑張りましょう。

 

 そうそう、この頃小説書いたりしているのですが、そこで欲しい電子辞書があります。説明文とか、概念を入力(検索キー)としてもっともぴったりな表現の単語を検索すること。結構ないんですよね。何故ないんでしょうか。意味プリミティブを押さえれば(原理は)簡単にできそうですが。未夢でもこの機能が必要なので、プロットタイプは作るつもりですが、読者の皆さん、ここに商機ありですよ。紙の辞書では実現できない、電子辞書だからこその機能になると思いますから。  英語もシノニムス辞書で単語調べたりしますが、やはり、概念から検索したいし。そうだ、漢字などですと、一つの語が連なって2字熟語、4字熟語と作っていきますよね。こうゆうものを検索したいとき、意味記号と漢字一文字の対応を取っていくと、面白い原理を発見できるかもしれません。

 選択と集中も良いですが、どんどんと無制約に発展させる事も大切ですね。プログラム開発と無関係そうな小説書きとこんなふうに未夢とがつながるのですから。「どんどんと無制約に発展させる」という英語の単語が思い出せなくて悩みました。漢字ではどういうのでしょう・・・・・。単語-意味逆引き辞書・・・商機有り。

 

おわり