随筆:「春近き喜び」

by ご近所のきよきよ


 

 節分には恵方巻を食べました。母がお寿司をことのほか好きで、なにかあると寿司を買って食べています。寿司といっても江戸前でなくて、稲荷ずしとか巻きずしですね。これが我が家の贅沢です。そして節分の次の日は立春・・・。いよいよ春です。待ちに待った春になりました。でもまだ寒い。でもそろそろひな祭りの話題をニュースで聞くようになってきています。うきうきの春ですね。


 この頃はのんびりと作業しています。コーディングに急がなくなりました。本を読んだり、考察を展開しています。この間は、Asahi Weeklyの中の対訳紹介記事に色々考えました。それは次のようでした。

【英文】Django was music made into a man.

【訳文】ジャンゴは人間の形をした音楽そのものだった。


 こんな、対訳をどうやって学習していったらいいでしょうか。ふと、難しいなぁと感じました。先ず、抽象したイメージみたいなものを介して、対訳を考えていくことが重要かなと思うのです。英文を解釈してできる意味記号群に合うように和文を作ってはスクラッチしてビルドしていく。試行錯誤ですね。そうしてぴったりした和文をもって、訳文として学習する。無数の連想項目が単語セットに対して存在することになるでしょうね。そんな連想を超平行処理で解決していく。---?ErlangとかGoとか、occamとかのモデルになるのでしょうか。



 意志・評価システムはどう作っていこうかとも考え始めました。若葉をテストするのが今はメインのお仕事ですが、やはり人工知能全般についても考察を展開して楽しんでいきたく思っているのです。

 意志システムで管理するプロセスは次のようなものでしょう。


 プロセスを創生したり、プロセスのダイナミズムを創生したりしなくてはなりません。そうして、それらプロセスは知識ベース・・・、文脈に作用し、また文脈から起動され、制御を受けることになります。



Erlangも勉強しています。Goとかoccam,RTミドルウェアとかも勉強していって、人工知能を記述する強力な言語を設計していってみたく思うのです。超平行処理とか、パターンマッチングによるプロセス制御とか、自律動作のプログラミング、ロボットアクション型プログラミングを強力にバックアップする言語。当然、Javaの上に作っていくのですが・・・。そんな構想も浮上しています。これからが楽しみです。草萌える春ですね。・・・・・・・その前に信濃プロジェクトを成功させねばいけません。若葉をなんとしても4月7日には動かしたいですね。


 
 
 

おわり