考察:「人工知能の展開(ビジネスに向けて)」

by ご近所のきよきよ


 

 昔、働いていた会社がゲームから撤退したとき、すごくさびしく感じたのを覚えています。結構会社のゲーム買って勉強していたのでした。というのも、人工知能の応用のメインはゲームとか癒し系のプロダクトだと思っていて、その分野の応用製品で資金を稼ぎながら、人工知能の研究をしていくのが自然かなと考えていたからです。ま、人工知能は細々と個人的に研究していただけだから、こうユウことも人生ですね。


 人工知能を本格的に研究している今でも、人工知能を売れる製品にしていくメインの道はゲームだと考えています。そこから、家電や室内を管理していくシステムへと展開していく。あれやこれや、夢は広がっていきます。

 人工知能の産業への応用は、農業ですと、果実の摘み取りとか、受粉、草取りなどですか、ロボットとして実現していくことになるでしょう。デリバリーとか、繊細な行動制御を必要とする作業分野へのロボットの応用を考えていくことは価値あることであるといえます。

 とにかく、人工知能の研究を活発にするには、応用・・・お金になる応用の確立が近道でしょう。儲かるとなれば、多くの人が参入していくことになるからです。これからは応用も考えていきたいものです。


 メインのコンピュータで知識を管理していって、その知識の一部(目的の活動に特化した知識)を必要に応じてロボットにダウンロードして利用していくという技術モデルになると思います。知識は膨大であるからロボットに全部を保持することはできないでしょう。知識の組織化にはスーパーコンピュータを必要とするかも知れません。ロボットのタイプ(二足歩行ロボットとか、自由度幾つのロボットとか、4足歩行とか、車輪移動ロボットとか)によって大きく知識を管理して、ロードするロボットの内部で、現実の身体、環境に適応的に学習していって、知識をフィットさせていくという技術も必要でしょう。この辺の適応学習は「揺らぎ」という技術で行けるようです。手の長さや、足の長さ、手の自由度とかロボット個々に異なってくるでしょうから、知識モデルを創っておいて、揺らぎで現実に適応していくのです。「揺らぎ技術」はなんかもう研究されて実現しているということです(「ロボットは涙を流すか」 PHPサイエンスワールド新書 石黒浩、池谷瑠絵共著)。


 この頃は、Linux関連本を読みあさる毎日です。もちろん、若葉の作成も推し進めています。テストプログラムを創っていく段階になりました。なんか人生はこれからな感じです。


 
 

おわり