考察:「文パターン3」

by 小山明雄


 

 使役構文とか受身構文とかを未夢では頑張って標準形に直しているのです。和葉はそのままです。

(使役構文)私は彼に着物を着せた。

これを、未夢では次のように表現しています。

(未夢の使役表現)私make that彼は着物を着る。


 七海を作っている今は、未夢のように頑張った方が良いように思えてきています。標準形で押し通すべきだと。



 この頃、寝ながらよく考え事しています。その一つに平行処理機構があります。汎用プロセッサ群と専用プロセッサ群が沢山、バスでつながっているというもの。そのときの、データマップはどうしていけば良いかというようなことです。汎用プロセッサは専用プロセッサのセットアップを1度して、あとは専用プロセッサの結果だけを得られればいいのです。そんな効率的なデータマップは何か。

 専用プロセッサへのデータはパターンと入力データ、出力データの3種で、入出力は曖昧性があるので、複数の代替案データがある・・・そんなデータ。普通のプログラムの引数渡しとして実現するのがプログラムの流用に便利です。そして、プロセスのメモリは汎用プロセッサから見えなくてよいので、メインメモリとは別専用メモリにロードできるようにしておく。複数の専用プロセッサにメモリを割り当てるから、メモリ割り当てプロセッサがあった方がよい。

 曖昧性の評価も専用プロセッサが行って、メインメモリに唯つの候補を返すようにする。汎用プロセッサはこの唯一解のリストを参照できるということで、なんか、アーキテクチャは良いのではないでしょうか。



 

おわり