考察:「言語の深遠を見つめて」

by ご近所のきよきよ


 

 実際に文章を収集しながら、意味理解というものはどうあるべきか考えています。意味理解は同じ意味の文ならば、同じ意味記号で検索可能ということになる・・・という基本原則で、文章の意味解析技術を打ち立てようとしています。

 基本的に次の言葉の要素の表現を決めていくことにしました。

(1)オブジェクト

 名詞

 品詞記号は、

・ND 一般名詞

(2)動作

 動詞・・・名詞化してオブジェクトにも成る

 品詞記号は

・VB 一般動詞

・BE 形容詞、形容動詞や「欲しい」などの形容詞の動詞化

(3)属性

 形容詞、副詞、助動詞・・・名詞化してオブジェクトにも成る

 品詞記号は

・AS 文全体を修飾する

・AN 体言を修飾する

・AV 用言を修飾する

・AA 形容詞、副詞を修飾する

・VS 助動詞

(4)配置、関係

 助詞など・・・これらは格として扱う。図形的に表現する。

 品詞記号は、

・XX 格助詞相当用言に係る

・XN 格助詞相当体言に係る

・NO 助詞「の」

・XJ 接続助詞相当

・XA 副助詞相当

・XT 終助詞相当


 後は一意になるように、表現を工夫していくことです。連想とか意味の加工とか工夫していかねばならないことが沢山ありそうです。

(例文)それはそれとして

などは、どう意味記号化していけば良いでしょうか。


 
 

おわり