考察:「弛緩法->名前振り付け法」

by ご近所のきよきよ


 

 テレビ見ながらプログラムを作ったり、勉強したりしています。ふと思ったのですが、東北が復興するとして、その先にはまた津波被害が起こることは確実なわけです。対策を講じなくてはなりません。高台とか山に家を建てること、平地は畑にして農業ができるようにすること、これが安心して復興できる方策だと思うのです。農作業中に津波が起きることを考慮して、また農作物運搬の便をよくするために、車で直ぐに高台に行けるように道路を整備しておくこと。復興は農業と漁業を柱にしていくと良いと思います。


 で、人工知能ですが、画像認識で、今まで弛緩法といって開発してきた技術は、「名前振り付け法」と呼びたく思います。線分とか領域に名前を振り付けながら2項関係を検査していくことをしていますから。名前振り付け法のプロセスはつぎのようなものです。

(1)先ずは2項関係の知識があるのです。1つの線分の名前と近傍の線分の名前を右とか上とかの配置関係を記述して知識としています。

(2)配置関係が一致している線分対に知識に従って、線分に名前を付けていきます。そうすると、2項関係が実際の線分に名前付けとして確認できることになります。

(3)名前が多重して振られます。この内、もっとも多く名前づけられた線分が、実際にその名前と指定すればもっともらしいでしょう。

(4)名前付けの正しさの確認をします。各名前付けされた線分から知識にしたがって、名前の付いた線分が配置されているかチェックしていきます。一つの基点となる線分から、線分の配置関係を調べていって、できるだけ大きな範囲で、名前付けがトレースできることが画像の一致度なわけです。


 この「名前振り付け法」は手間が掛かりますが、線分の連結や断線に強い方法なのが分かります。連結線は隣り合った名前が同時に振られますし、断線は異なる線分が同じ名前に振られます。この辺の判定は名前付け処理で試行錯誤として実現すればいいのです。時間が掛かりますが。




 

おわり