考察:「ぽろぽろ思うこと3」

by ご近所のきよきよ



 雨があり、夏は深まっていきます。近所のタチアオイの花は今が盛りに咲いています。夏と言えばタチアオイが思い出される、定番の日本の風情ですね。そんなこんなで、窓の外を降る雨を観ながら物思いにふけった結果を記して行きたく思います。


 クラウドがITの大きなうねりだとか。クラウドといえばデータセンター、その向こうにグリッドがある・・・・・。なんか、仮想化の固まりみたいなビジネスなわけです。コンピュータの中を仮想化したり、コンピュータネットワークを仮想化する。個人のデータとかデータベースを既存のコンピュータにダイナミックに接続して使って、また別のコンピュータに接続したいとか、ただバックアップとして孤立させておきたいとか。

 そんなことができるようなシステムってもう提唱されているのでしょうか。ネットワークOSとかネットワークハイパーバイザーとか。仮想化というと、一つのコンピュータの中に複数のOSを開くことができるという技術であると本にあるのですが、一つのハイパーバイザの中に複数のコンピュータ(この中の仮想化されている)を開設できるようなシステムはまだ読んだことがなくて。このネットワークハイパーバイザーはSOAで実現していて、バスを管理するようなものであるべきですね。コンポーネントは仮想OS群ということになります。そうすれば、既存のハイーパーバイザーを少し手直しするだけで実現できるような気がします。


 機械翻訳とかの自然言語処理を実現していると、特定の語列パターンを変換して解釈を深めたいということが起きてきます。その変換部分はローカルなものですから、修飾語がついていたり、変換で係り受け関係が違ってきたりします。単純に部分的に変換してことたりるわけではありません。変換後の単語列の対応語はもともとなにかとかの情報を持って、修飾関係が壊れないようにする。これは単純なコマンドでは行かなくて、結構大がかりなプロセスが必要だなと気がつきました。和葉を実現するとにはこの辺をもう少し深く掘り下げたく思います。連想と推論(関連性理論)の実現とか、まだまだ考えていかねばならないことが沢山あるます。



 

おわり