考察:「ロボット・アクション型プログラミング3」

by ご近所のきよきよ


 

 若葉をコーディングし、レビューし、改編して、日を過ごしています。すごく苦しい局面になっています。画像処理は難しい。画像認識は難しい。何度も何度もプログラムを書き換えています。少しずつアルゴリズムは明確になっていっているようですが、これがまた・・・・・、苦悩の中にあります。


 で、ロボット・アクション型プログラミングを気晴らしに考えています。青葉を先取りして技術を確立してしまおうというわけでもあります。

 画像認識もアクション選択も、文脈情報の一部と画像候補とかアクション候補とかを選択する条件パターンをマッチングしていかねばならないのでした。そこが前回の、「ロボットアクション型プログラミング2」の論点でした。この手法はプログラム(プロセス)の作成を独立したものとして設計、製作できるし、プログラムの分離状況も良くできて、システムを綺麗に実装できます。そのとき、悉皆検索がキー技術となるのです。パターンマッチングを文脈全件にわたって実施していくのでした。

 ですが、アクションも認識対象も無数にあるわけで、無数のパターンマッチング(悉皆検索)を並行で処理しなければならなくなるという欠点があるのです。現実的には、パターンというか特徴の間の連想によって、文脈からアクションとか画像候補を選択していくことになるでしょう。特徴要素というもので連想を発揮し、特徴要素の組み合わせで現実のアクションとか画像を連巣していければ、組み合わせ爆発力によって、現実の無数のパターンに対応できるようになるでしょう。顔は目の形とか、さまざまな特徴要素の組み合わせで現実に対応しています。色は、3原色の組合せで表現し認識されます。そんなものなのではないでしょうか。悉皆パターンマッチングは時間が掛かる作業で、Aha!という創造性に繋がる機構になるのかもしれません。

 
 

おわり