考察:「ロボット・アクション型プログラミング4」

by ご近所のきよきよ



 自律的に知識を利用しながら行動していくプログラムを実現していきたい。そのシステムはどんなものなのかなと考えてみました。それは文脈がって、その文脈空間において、知識とアクションが連想する・・・。そうしてこの連想を手繰って無数のプロセスが起動し、制御され、終了していく。・・・そんなモデルが浮かびます。アクションはそれぞれ目標点と起点と経過点の情報について独立に外界(文脈)に変化を起こしていく。その変化は重畳されて、また文脈として把握され、次のアクション群を生成していく。そんなモデルが浮かびます。宇宙は2項関係を起点にできていて、結局複雑な世界ができますから、この2項関係に焦点をあててプログラムを創っていくことで、充分現実的なアクションをしていくシステムを作れることになるということです。

 システムの基本はシンプルになります。後の問題は知識の表現をどうするかです。XMLのコマンドを定義すれば、あとは汎用のプロセスを作ることができるでしょう。そうして、プログラムが完成していくことになります。考えれば考えるほどシステムはエレガントになっていくみたいです。ですが、個々のプログラムを作ることは大変な作業になります。


 こんど、OpenCVに加えて、「Open Dynamic Engine」を知りました(「ロボットシミュレーション」 出村公成著 森北出版刊)。Java 3Dもありますし、なんか充実していきますね。


 

おわり