考察:「思考空間2」

by 小山明雄



 思考空間を包む環境は、入力(センサーシステム)、出力(アクチュエータシステム)そして、意志システムです。それぞれがオントロジーを持ち、その上の知識はモデル群として管理され、利用されていくと考えられます。


 モデルは、それぞれのオントロジーの種類と値を持ち、値間の変換テーブルを持つことになります。出力としては、身体の感覚とか意志とかの値をアクチュエータの値に変えるテーブルの他に、身体イメージと身体イメージを他者から見たイメージを持つことでしょう。ミラーニューロン系とか、小脳とか人間では大きな機構をもって、この辺を解決しているのだと思います。


 ある思考要素は、小脳のあるテーブルとミラーニューロン系と身体管理イメージモデルとかをポインターで連想できるようになっているということでしょうね。機構としての知識ベース・・・・・・知識ベースは複数の専門データベースからなっているのでしょう。




おわり