考察:「スラックス・マッチング」

by 小山明雄


 

 XMLなどの構造を持ったデータレコード群を検索するとき、構造関係は無視して、意味記号セットが含まれているかどうかを判定するだけでるということも結構正確に対象レコードをヒットさせることができると考えられます。


 そのスラックス・マッチングをより精密に行うことは、マッチングする意味記号がどこに現れるか、記号間の相対距離を計算して行うことで実現できそうです。離れているより、より近いほうが構造を反映しているからです。なによりも、距離により構造を把握することは、原データレコードのデータ構造を解析する必要がないことです。プレーンテキストでパターンマッチングができるのです。




 

おわり