随筆:「真夏の夜のプログラミング」

by ご近所のきよきよ


立秋が過ぎて、いよいよ暑くなってきました。パソコンは西日の当たる冬向きの部屋にあるため、今時の昼間はとても作業になりません。ということで、昼間は寝て、深夜起き出して朝までコーディングするという毎日になっています。コーディング以外の作業が有るときは、昼間ちゃんと起きて、夜ちゃんと寝てますけれど、本当に夏は深夜が命です。

1週間ばかり掛かって、テクスチャの解析プログラムを作っていました。ドットパターンの輪郭や線分列の輪郭ですね、それを求めるプログラムです。

a.ドットパターン

b.線分列パターン


考えて、試した方法は次の3通りでした。


点密度法の発展として、ガウス分布などの点からの距離を点密度に反映させる方法も考えられます。今回試した点密度法はご覧の通り、あまりよい指標になっていませんので、点からの距離が点密度に反映される方法を指向すべきでしょう。そのとき、複数点からの寄与をどうするかという問題があります。多くの点からの寄与が有るほど点密度を濃くするということですね。例えば、相対性理論の速度合成測を援用して、

 

B=(B1+B2)/(1+B1*B2/C*C)

なんて、点密度合成を行えばいいでしょう。

(0=<B1,B2<=Cならば0<=B<=Cです。しかもB1,B2<=B)




おわり