エピソード
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◆障害者参加に勇気づけられて |
![]() 80回を迎えた今年、人工透析をうけている高野忠三郎さん=写真=が8回目の完泳を果たした。 |
◆あの人は今? |
![]() 本船も警護ボートも、いつも以上にマークをきつくしたのは「初参加者だから」という理由だけだけではなかったのではないか。(とにかく、キレイな人だったと当時の普及委員長が証言している) 隊列のトップに近いところでスタートしたが、数百メートで遅れ始め、ずるずると後部へ見かねた警護ボートから、退水を呼びかけた。しかし、「挑戦」と申込書に書き込んできた彼女は「うん」といわない。 そのうちに、泳ぎがあやしくなり、ボートからの声にも反応しなくなってしまった。それっとばかりに、こぎ寄る数隻。助けようとするが、体にぬった油が邪魔して「掴まえる」ことができない。やっと引っ張り上げ、看護婦の応急手当てで事なきをえた。 国家試験の勉強に追われ。、時間ができたので野尻湖へ駆けつけた。到着は朝3時だったとのこと。「大変だったねぇ。良くがんばった」。今度は周囲が感心したり、励ましたりの一時となった。 あの人は今、どうしているかな。きっとがんばり屋のおかあさんとして、りっぱな家庭を築いているだろうね(町田元司) |
◆御礼参りが迷子に |
岸伝いに藤屋旅館前の桟橋へ戻るのがやっとという、10数年前のできごとでした。 |