シルビア通信1 >> 小ネタ >> みんなのうた >> 歌詞

ハッピーバレンタイン


いつものように家を出て いつもの道を歩いて行く
いつもの調子で学校へと向かって行く

だけど心の中ではわかっているんだ 今日は特別な日なんだって

昇降口で君と会い いつものように話をして行く
昨日までのようにふざけ合いながら階段上る

だけど心の中では願っているんだ 特別な関係になりたいって

でも…でも今年も何も無い 只の2月だったよ……

とりあえず豆投げよ 2月はバレンタインより節分
ほら あそこでチョコを貰っている男めがけて力いっぱい豆投げよ
日本人ならカカオより大豆タンパク質だね
鬼は外 福は内
気休めにもならないよ

バレンタインは不思議だね
何もないことでアイツの気持ちを知ることが出来るなんて
少し悲しいバレンタインDAY……

とりあえず豆投げよ あいつ目掛けて全力で豆投げよ
ほら 怒り狂ってこっちに走り寄ってくるよ握り拳と共にね
僕はぼこぼこアザだらけになっちゃったね
鬼は外 福は内
闇討ちしてやる

とりあえず豆投げよ 2月はバレンタインより節分
ほら 豆の中に混ぜた鉄ビシが刺さってあいつは苦しそう
僕はチョコを強奪して目の前で食べてやったよ
鬼は外 福は内
お腹がゴロゴロいってる

僕はチョコに当たったみたいだね




始まりは友達で これからも友達
恋人の君に それがいいよと言ったのはボクだよね

だけど今でも君は 僕の大切なひと
大切だから その気持ちが重荷になっていたんだ

電話で聴いた君の結婚 まるで他人事のように話すキミ
ああ 梅雨の雨がこの気持ちを流し去ってくれるなら……

梅雨前線大暴れ!
タクシーのラジオから「大雨警報発動中」
僕の傘は 家の玄関で雨宿り
君の結婚式 朝は晴れていたのに あんなに晴れていたのに
僕の顔は 曇り顔
君に伝えたいよ
梅雨時に式なんて挙げるなと……

今の気持ち ジューンブライドに寄せて
この気持ち ジューンブライドに寄せて

梅雨前線大暴れ!
タクシーのワイパーは もはや飾りだね
僕はそれでも 式場へと急いだよ
君の結婚式 朝は晴れていたのに あんなに晴れていたのに
僕の心は 泣き出しそう
君に伝えたいよ
クリーニング代払えよと……

君に言っておきたいよ
引き出物は選ばせろ……




君に会いたいよ 今すぐ会いたい
君を迎えに行きたいよ 今すぐ行きたい
夏の雲通り抜けてあの場所まで

君を想っているよ この場所から
夏の熱い想い 君へと飛ばすよ
会いたいけれど……会えないんだね……

だって下痢しちゃったんだもん
期限切れの牛乳
母さん飲めるって言ったじゃない 大丈夫って言ったじゃない
だから言ったんだ 賞味期限と品質保持期限は違うって
正露丸効かないじゃない デートに遅れちゃうじゃない
彼女からの電話 携帯が震えてる
僕は悲しみに打ち震えてる

切ないよ……虚しいよ……悲しいよ
紙が無いよ

だって下痢しちゃったんだもん
残り少ないトイレットペーパー
母さん大丈夫って言ったじゃない ティッシュがあるって言ったじゃない
だから言ったんだ ティッシュじゃダメだって
便器が詰まっちゃったじゃない ダブルでピンチじゃない
君への想いが 心から溢れそう
便器はそれに先駆け溢れたよ

君に会いたいよ 今すぐ会いたい
君を迎えに行きたいよ 今すぐ行きたい
でも会えないんだね

……だって下痢しちゃったんだもん




楽しい夏は終わったけれど 二人の恋は始まったばかり
僕らにとって秋は恋の季節さ

君がいるこの秋は いつもよりちょっとハイライト
素敵な君に僕のほっぺは紅葉さ

公園のベンチに二人座り 幸せに腰を落としている
秋の風を感じている
二人で幸せ感じてる……

となりのじいさん屁をこいた
匂いは風に流れて 二人の鼻孔にホールインワン
オナラの臭さはタイガーチャージ
やってくれるぜじいさん 臭過ぎるぜじいさん
秋風に涙が流れるよ

秋だね 恋だね これだね
ペヤングソース焼きソバ
それだね!

となりのじいさん屁をこいた
匂いは肺に流れて 二人の時間はブービー賞
じいさんケツを持ち上げ2発目放屁
やってくれるぜじいさん これまた臭いぜじいさん
辛すぎて涙がこぼれるよ

となりのじいさん屁をこいた
オナラが秋の風に流れるよ

二人の間に流れたよ




頬を赤らめて マフラーに顔をうずめて
空から舞い落ちた 雪が舞い落ちた

君と待ち合わせ 12月の冬の空
幸せをつかんだ 君と心通わせた

君が手を振り走ってくる 遅れてゴメンと走ってくる
僕は笑って右手を軽くあげた

冬が来た 君が来た
下痢が来た

かっこつけて薄着が大失敗 冬空の下薄着で待って大失敗
君が「待った?」と僕の背中を叩く
僕は「待って!」とケツに手をあてる
だけど奴は待っちゃくれない きかん坊
こんなことで散らすわけにはいかない 恋の華
AH 助けてサンタさん

凍える体 温もりが欲しいよ
冷たい両手 君の手を握りたい
だけど AH
ケツが
ケツが
ケツが
ケツが熱いよ
すべて終わるよ

かっこつけて薄着が大失敗 冬空の下薄着で待って大失敗
君が「大丈夫?」と僕の背中を叩く
僕は「待って!」とケツに両手をあてる
だけど奴は待っちゃくれない 土石流
こんな所で散らすわけにはいかない 下痢のクソ
AH 助けてサンタさん

冬が来た 君が来た
下痢が来た
AH 助けてサンタさん

こんなプレゼントいりません




あの季節はもう思い出に変わった
そう 季節の区切りが記憶の区切りになっているんだ
僕らは過去の引出しを重ねながら 時を重ねている

過ぎ去った時を振り返るとき
ああ もうこんなに進んで来たんだなって思いながら
忘れてしまうほどの過去を歩いて来たんだって気付く

むかし同じ時を一緒に過ごしたあの人は いまは記憶の中にしかいない
同じ時代を生きているのに
確かに今も君は世界のどこかにいるはずなのに
ぼくも 今の君にとっては思い出のひとになっているんだろう

オープンカーに乗って行こうよ とりあえず
今はクリスマス 外はすごく寒いよ
幸せそうなカップル達を横目に 国道すっとばそう
ほら 鼻水も氷柱(つらら)に変わるよ
メリークリスマス
サンタはいないみたいだね

君を知ってから僕は 孤独の本当の意味を知ったんだ
君との時間が当たり前になっていたんだね
君の瞳 声 ぬくもりが僕の生きるために必要なピース
だから このパズルは未完成なまま終わるんだ

オープンカーに乗って行こうよ とりあえず
今はクリスマス ほら雪も降ってきた
ハンドルを握る指は凍傷寸前 髪はスーパーハード以上にコチコチさ
ほら 対向車がぼくにクラクション鳴らしてる
メリークリスマス
あっ サンタさんが見える

すごく眠いよ……




恨んでやる!恨んでやる!
この世の全てを恨んでやる!!

授業中に鼻血が出て クラスの皆に
「Hなこと考えてるからだよー」
と突っ込まれた(恨んでやる!恨んでやる!)

授業が始まったばかり 一時間目
なのにお腹キュルキュルまじ痛い
友人が腹を叩きにやって来る(恨んでやる!恨んでやる!)

好きなあの子に 告白した
次の日クラス中に広まって
告白の台詞一言一句までばれまくり(恨んでやる!恨んでやる!)

恨んでやる!恨んでやる!
この世の全てを恨んでやる!!
てめえら全員恨んでやる!!!

ウンコを家まで 我慢して
トイレのノブに手をかけたら
気が緩んでもれちゃった(恨んでやる!恨んでやる!)

自転車ばりばり 運転中
調子に乗って飛ばしたら
横から車が出てきて轢かれたよ(恨んでやる!恨んでやる!)

資材置き場で 火遊びだ
調子に乗って燃やしたら
プレハブ一棟全焼だ(恨まれる!恨まれる!)

恨んでやる!恨んでやる!
この世の全てを恨んでやる!!
てめえら全員恨んでやる!!!

学校の廊下の消火器を
いじっていたら中身が噴出した
周りが火事だと騒ぎ出す 友達火事だと避難する
オレは便所へ逃げ込んだ 黙ってりゃバレないと逃げ込んだ
しかしクラスの女子がちくってバレたんだ
オレは頭を下げた

「校長先生ごめんなさい……」

恨んでやる!恨んでやる!
この世の全てを恨んでやる!!
てめえら全員恨んでやる!!!

UOHHHHH!!!




仕事が終わって車に乗り込んだら
頭のスイッチはOFFにして
ラジオのスイッチONにしよう

窓から入ってくる風に今日一日の疲れを流して
小意気な気分でビルの谷間をスイスイ流れよう

帰宅ラッシュの渋滞なんか気にしない
鳴り響くホーンの音も
僕の耳には心地がいい

水平線に溶けていく夕日をぼんやりよそ見しながら
僕の葉書きが読まれないかなぁ、なんて期待するよ

AH……オレはレディオリスナー
OH……オレはレディオリスナー



D.J
「さて次の葉書きは宮崎県から頂きました。サンキュー。ペンネームは……ないから、本名“伊藤正”君。
……
……
……あ、ごめん! ペンネームあったわ」

やってくれたなD.Jサトウ
よりによって僕の葉書き こんな時に限って僕の葉書き
一体自分はどんなことを書いて送ったんだろう
葉書きの内容が夏のボーナスよりも気になるよ
AH……明日はどんな顔して出社しようか
OH……オレは悲しきレディオリスナー



「ごめんね。ペンネーム“太もも大好き”さん」なんて
今さらペンネームで呼ばれたって恥の上塗りだよ
夕日はいつしか海の中に沈んでいた
僕の心も程なく、デブが乗った車の助手席のように沈むだろう



D.J
「いや、いや、本当にごめんね“太もも大好き”さん。さてそんな彼の葉書きの内容はというと、『オレの会社の先輩はすっげームカツクんす! 特に腹立たしいのがいつもオレの机の上に空き缶を載せる宮下! テメーだ! 中学生みたいなことやってんじゃねー! 何がどうゆうことかわかるなだ!! 空き缶くらい自分で捨てやがれ、この、何の思想もないモンテスキュー野郎が!!』という随分とストレスに満ちた内容です。いやー、すごいね。どうかな太ももさん? 公共の電波で葉書きを読んだら少しはスッキリしたかな? 以上、王様の耳はロバの耳のコーナーでした!」

やってくれたなD.Jサトウ
よりによって僕の葉書き こんな時に限って僕の葉書き
果たして宮下先輩はこの放送を聴いていたんだろうか
受付嬢のさと子と係長の関係よりも気になるよ
AH……明日はどんな顔して出社しようか
OH……オレは悲しきレディオリスナー



やってくれたなD.Jサトウ
よりによって宮下先輩 隣の車線でガンを飛ばしているのは宮下先輩
やはり宮下先輩はこの放送を聴いたんだろうな
会社にかけられた脱税疑惑よりも気に病むよ
AH……僕はこのまま自宅に帰れるのだろうか
OH……オレは悲しきレディオリスナー



AH……携帯の液晶には“着信、宮下”の文字
OH……マジふざけんな



【←選曲】


   目次      HOME