「なんとなくクリスタルな、限りなく透明に近いブルーの水景」の舞台裏
 最近の水槽は総ガラスで底面も透明なので、水槽の下からライトアップした水景を創ってみようと兼ねてから思っていました。
 ユニークな水景にしたかったので、水槽は市販の変形扇型の総ガラス水槽にして、照明装置を組み込んだ水槽台は自作することにしました。
 水槽台の材料には、意外と強度もあり、尚且つ加工しやすい 10mm 厚のスチロールボードを選びました。
1. 先ずは水槽台の完成図から。こんな感じになりました。
2. ボードを8段積み上げました。一番上は脱着可能にして、残りの7段は接着剤で固定しました。
3. 後ろには、電球の発熱を防ぐための空気孔を開けました。
4. 電球を設置しやすくするために、ソケットの部分はスライド式に取り外せるようにしました。
5. ナツメ球形のLED電球ですが、結構明るいです。
6. バックスクリーンは、半透明の1mm 厚の塩ビ板を加工しました。
7. 底砂の代わりに透明なクラッシュガラスを敷き、ガラス製の漏斗を逆さにして埋めて、エアーレーション方式の底面濾過装置を兼ねるようにしました。
8. ガラス蓋の上に水色のセロファンを置いて、その上から市販の水槽用LED照明器具でライティングすることによって、限りなく透明に近いブルーを表現することにしました。
9. 底面からのライティングだけでも、底砂のクラッシュガラスがキラキラと煌めいて幻想的です。
 10. 完成☆