ようこそ！ 珈琲倶楽部・寛は、こんなお店です。
弐百年以上もの年月を経た古材をふんだんに使った暖かみのある店内に立ちこめる、コーヒーの香り。
デコールアートのテーブルランプやアイデックのチェア、
一杯のコーヒーを格調高く演出してくれるのはヨーロッパの名門窯など世界各国の素敵な器・・・。
珈琲倶楽部 寛は、心の底からゆったりできる街中のオアシスだ。
店内ではいつも地元のアーティストの作品を展示。おいしいコーヒーを味わいながらのミニギャラリーとしてもすっかり定着している。
作家とお客、またお客とお客が店を通じて出会い、新しい輪ができる。まさに珈琲倶楽部という名前にふさわしい人の交流が生まれている。
コーヒーにもこだわりがある。
豆は炭火焙煎。このタイプは、よく言えばコクがあるが、ともするとしつこくなりがち。
そこで、炭火のしつこさをなくすために、荒く挽いた豆を通常の２倍にあたる一杯２５ｇも使ってサッとおとす。
粉に挽くのは、オーダーが来てから。注文を聞いて、その都度挽く。
ミルは、熱による風味の損失をなくすため、すり潰す方式のものをやめてスイス製のカッティング方式のものを使用している。
コーヒーは、落ちたらすぐ出す。濁りのない琥珀色を味わってもらうためだ。
おいしいコーヒーと素晴らしい芸術と、心豊かな空間。ここには心に潤いを与えてくれる素敵な出会いがありそうだ。
（人気味本より）