ドライアイの方へ大切なお願い

以下のお願いは諸事情により、添付文書に記載できませんでした。

必ずお読みください。

雲切目薬は、どちらかというと涙液の分泌を抑える働きがあります。これは、成分中唯一の化学薬品

「マレイン酸クロルフェニラミン」というアレルギー反応を抑える薬のためです。

この働きにより、花粉症の方々が目がしょぼしょぼしたり痒かったりという症状が抑えられるのです。

だからと言って、雲切目薬はドライアイには使えないか?

雲切目薬の主成分「黄蘗」(成分表示では硫酸ベルベリン)は、大変炎症を取る力が強く、短時間のご使用で

目のトラブルを改善してくれます。とりわけドライアイの方は、目を保護する涙液が不足していますので、目が

乾いて炎症を起こし易くなっています。

ですからそんな時、雲切目薬を短期間使って頂くことは大変有効だと思います。

その代わり、雲切目薬使用時は目を潤す目薬(マイティア等)を併用される事をお薦めします。

また成分中「コンドロイチン硫酸」は、目を潤す働きがあります。

そのためか「添付文書に取りたててドライアイのことを書く必要はない。」と判断されたようです。

いずれにせよ、とりあえず雲切目薬をお使いになり、ご自分に合わないと思われましたら中止なさって下さい。

★雲切目薬αには潤い成分コンドロイチン硫酸が2.5倍配合されましたので、ドライアイ

 の方にも使って頂き易くなりました。

 

◎雲切目薬でドライアイが治ったとおっしゃる方がいらっしゃいます。上記のように雲切目薬αではうるおい成分

が増えましたので改善は期待出来ますが、どちらかというとドライアイによって傷ついた目に起きた炎症を治して

いるというのが実際のところです。コンドロイチンの量もお医者様の目薬には及びません。

★ドライアイの方は、お医者様で処方される目薬と併用される事をお薦めします。

(5分以上間隔をあけてさせば、2種類、3種類と目薬の併用が出来ます。)

 

      白内障の方へのお願い

日刊ゲンダイに紹介された時「白内障に良く効いた」とあるのは、元祖雲切目薬です。

現在の雲切目薬の効果効能に白内障の適用はありません。白内障の最良の治療法はもちろん手術療法です。

ただし、現在の雲切目薬をかすみ目に使われた方の中で「白内障が改善された。」とおっしゃる方がかなりおい

でになることは事実です。

ですから雲切目薬は、現時点での手術は奨められていない方や体質的に手術が出来ない方、また手術はした

が結果が思ったほどではない方、これ以上の進行を止めたい方に補助的に使って頂くという意味でお奨めして

おります。

 

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