1994.8.6〜8.14  北海道旅行



8月6日 夜8時過ぎ出発。フェリー直江津発11時50分
 
上越のコンンビニで 買い物をしてから フェリーターミナルに 向かう。 すでに 多くの車が駐車している。乗船手続きを済ませ、オトンと別々に乗船する。船室は先端の方の和室、窓がないので失望。出発時の汽笛の音がうるさく感じた。

8月7日 朝、夜が明けたのかも分からない。船内外の 探検をし、カップヌードルの朝食をとる。午後、オカンと果迷船酔い。外に出てウトウトする。 陸地が近づくにつれ、 不安と 期待でワクワク・・・
 岩内着は夕方5時30分。ターミナルを出る前に、帰りのフェリーは窓のある和洋室に変更してもらう。岩内から 小樽に向け276号→5号と 国道を行く。小樽運河の夜景を車中からカメラにおさめる。高速に乗る前、明日の朝食分などコンビニで 買い物。金山PAにて夕食を食べる。とても暑い。今夜はここでPキャン。
(1泊目)

8月8日

 金山PA8時ころ出発。高速を札幌で下り、市内観光に向かう。車線が片側4車線と多く、山育ちのオトンはあせりまくる。
 
大通り公園のそばの駐車場に車を停め、北海道庁旧庁舎に行くことにする。赤レンガの建物前にて写真撮影・ビデオ撮影。池の周りなど歩いて行くとあらあらこちらが写真でよく見る正面ではないですか。改めて記念撮影。次は時計台を観る予定。街路樹は大きく立派、車道も歩道も広い。都会だあ! 時計台前にオカンと子供たちが立ち、オトンは向かいのロイホにてパチリ。ロイホで小休止のあと、 テレビ塔にのぼり、市街を広く見渡す。大倉山シャンテも観ることができた。大通り公園は、噴水と花壇と樹木の調和がすばらしく、とてもきれい。ビール会社各社のビヤガーデンも立ち並ぶ。
 駐車場を出て
ススキノでラーメンを食べたいと思うが、車を停められそうもないので、次の目的地富良野に向かうことにする。再び高速に乗り、砂川SAで昼食をとる。ハイウェイオアシスのアスレチックで遊ぶ。一山全山アスレチック公園になっているのかとても広い。遊んだ後はハイウェイオアシス内でお土産を買ったり、メロンンソフトを食べる。本当にメロンの味がしておいしかった。
 
滝川ICで高速をおり、38号を走る。 途中芦別にて温泉に入る。38号より少し外れた452号線沿いにある芦別温泉「星遊館」。大人一人1020円と高いが、外観も浴室もキレイ。サウナをはじめ、寝湯・打たせ湯など8種類のお湯を楽しむことができた。隣接してホテル・無料の草地キャンプ場・運動場などあり、452号をもう少し上ると「カナディアンワールド」があるようだ。今回は寄る予定ではないが、時間に余裕のある日程なら寄ってみたいなと思った。
 お風呂に入り、38号線にもどる。
富良野の38号と237号の三差路にあるAこーぷ(フォレストふらの)により買い物をする。BGMにドラマ《北の国から》の テーマソングが 流れていた。夕立後の雨上がりの道を「麓郷の森」目指して走る。途中小川に沿って登る道は、川面から霧が立ちのぼり、清々しく絵になる風景であった。もう、日も落ちかけ、「ふらのジャム園」まで登りつめるが、今夜泊まれそうな場所がない。ジャム園の人に断って上の駐車場で泊まることとする。・・・がテーブルを出したり、夕食を食べたりしても何か居心地が悪いので、結局また移動。布礼別街道沿いのトイレのある駐車場に落ち着く。
(2泊目)

8月9日

 朝6時頃起きる。6時半、以花たちラジオ体操をする。この街道は、畑の中を走っていて、キャベツを満載したトラクターが何台か行き交う。朝食を済ませ、8時半頃出発する。エンジンをかけると補助用冷却水タンクに水不足の警告ランプがつき、あわてて水を補給する。
 昨日の夕方様子を見た「麓郷の森」へ向かう。既に駐車場にはバイクをはじめ多くの車が停まっていた。ドラマ《北の国から》の舞台となった場所で、黒板五郎の丸太小屋などがある。ドラマ放映中は欠かさず観て幾度涙したことか・・・
 麓郷を下り、富良野市内で給油(1回目)。水タンクにも新しい水を入れる。ラベンダー畑を観たかったので、スタンドでどこがいいのかきいてみる。
フラワーランド日の出公園がいいらしい。結局道沿いの「ファーム富田」に行くことにする。ラベンダー畑は7月の末に刈り取りが終わったばかりで寂しい花畑であった。富良野と言えばラベンダー、見渡す限り紫一色の景色を期待していたので、がっかり。ラベンダーソープなどお土産を買う。スタンプラリーをやっていたので、スタンプを押すために上富良野駅美瑛駅と立ち寄ることにする。美瑛はかわいい駅舎であった。
 丘の町
美瑛を車中から眺めながら237号を旭川へ向かう。旭川から北見に向け39号に入る。途中当麻町で昼食。層雲峡では「流星の滝・銀河の滝」をバックに写真を撮り、大函で一休み。河原に降りて少し水あぞび。層雲峡を越え、温根湯温泉の「北きつね牧場」できつねを間近で観る。思ったよりキツネって小さい。エサを投げ与えたりする。温根湯温泉のホテルで入浴(大人800円・子供400円)。今夜はホテルの奥の方にある《ツツジ公園キャンプ場》(無料)に泊まることにする。キャンプ場はあまり広くはないが、草地のテントサイトで、小さなアスレチックなどあり、あまり人に知られていないのか静かであった。夜雨が少し降る。
(3泊目)

8月10日

 今朝もラジオ体操をする。朝食をとり、8時ころ出発。
 39号線を2時間ほど走り
網走博物館網走監獄」には10時前後に到着。入り口に"ハチ・アブが異常発生しているので注意"の張り紙。今年の夏は全国的に暑い。北海道も本土並に暑いのであった。そういえば、6・7年前新潟の角田浜キャンプ場で果迷が頭のてっぺんをアブに刺された事があったっけ・・・幸い大事に至らずにすんだが、今回は注意に注意をはらってそんなことにならないようにしなくては、と気持ちを引き締める。広い敷地を順路に沿って観て歩く。ここで昼食をとる。
 244号を
小清水原生花園に向かう。ここも花園と言うからには、と期待していたのだが、枯れたようなハマナスしか観あたらない。オホーツク海を眺め、郵便業務も行っているかわいい駅舎で写真をとり原生花園を後にする。
 244号から391号に折れ、
屈斜路湖方面に向かう。川湯で給油。硫黄山が見えている。給油をおえ、摩周湖を目指す。結構きつい峠道。霧の摩周湖と言われるが、この日は視界が良く、絶壁の下の方に紺碧の摩周湖を観ることができた。風が強く寒いくらいであった(第3展望台にて)。第1展望台は有料駐車場なのでパスして、下に下ることにする。屈斜路湖畔の砂湯キャンプ場はすごいテントの数。水辺に沿ってぎっしりとテントが並んでいる。湖で泳ぐ人や砂地を掘って温泉に浸かる人など、思い思いに楽しんでいるようだ。 川湯温泉までいってみる。こちらは屈斜路湖に比べ静かなので、温泉街の奥の方の建物横にPキャン。川湯の共同浴場で入浴。ラーメン屋さんで夕食。暗くなってからトイレ横の水場で洗濯をしていたら、あちこち蚊に刺されてしまった。
(4泊目)

8月11日

 朝6時前から
つづじケ原の自然観察をする人々で外はにぎやか。早々と朝食を済ませ、阿寒湖に向け出発。阿寒湖ではアイヌコタンを観てお土産など買う。子供たちはアイヌの民族衣装で記念撮影。果迷は「着るの恥ずかしい」と嫌がったが、無理やり着せてすかさずパチリ。
 241号を
夕張方面に向けひた走る。途中ラワンブキのドライブインで休憩。ゆできびを食べてみるが、大味でおいしくない。おらが地元信濃町のトウモロコシの方がずーっとおいしいぞ!ラワンブキの塩漬けを買う。さらに241号を進み、足寄町「道の駅足寄湖」にて昼食。十勝牛のバター焼き定食を食す。お肉が柔らかくておいしかった。
 
鹿追町の「ライディングパーク」で子供たち乗馬に挑戦。馬に間近で接したのは初めてだったが、怖がらずに乗っていた。
 道は274号、
日勝峠を越える。夕張市に入るが、夕張は山に挟まれた寂しげな町である。「石炭の歴史村」を過ぎ、少し山に登ったところにある《丁味風致公園キャンプ場》(無料)に泊まることにする。公園の管理のおじさんが門を閉めるところをギリギリ入れてもらった。夜間は出入りができないようだ。今日は今までで一番長距離を走り、352kmを走破した。ほとんどオトンが運転、ご苦労さまでした。
(5泊目)

8月12日

 昨日は気が付かなかったが、キャンプ場で同型のポップアップルーフの車を見かけた。今日は「
石炭の歴史村」で遊ぶ予定。遊園地ゾーンで子供たちは思いっきり楽しむ。園内にはプールもあり、水遊びにも興じる。晴れていたのだが、水に入ると寒い。歴史村で軽く昼食を済ませ、次の目的地に向かうことにする。
 昨日の時点でスケジュール表の予定を大幅に消化していたので、予定表にはないが、
支笏湖に寄ってみることにする。支笏湖は、琵琶湖の9分の1の面積であるが、水深がかなりあり、貯水量は日本1であるとのこと。《支笏湖畔国民休暇村》で入浴。休暇村前のピクニック園地を湯上がりにぶらぶらする。 
 湖畔には《モーラップキャンプ場》があるのだが、どこか有料でなくPキャンできる所はないか地図で探してみるが見当たらない。今日は、高速のPAで泊まることにする。
(6泊目)

8月13日

 今日は北海道最終日。朝8時頃PA出発。
 
登別くま牧場に行く。駐車場に車をおき、ロープウェイでくま牧場へ。大きな体で、えさをねだる姿がかわいい。檻の中にいるから安心して見ていられるけれど、山で会ったら絶対生きて帰れないこわい動物だ。駐車場脇で食べた大きな《いもっこ》がおいしかった。
 温泉に入ろうといくつかホテルに入浴料金を聞いてみて、安いと思われる「
登別パラダイス」にて温泉タイム。大人800円、子供350円であった。 
 まだ早い時間であったが、
室蘭に向かう。地球岬を見て市内をぐるっと走ってみるが、これといって工場の他見るところはないかなと思われる。フェリーターミナルに行くが(3:30頃)、時間つぶしに洞爺湖まで行くことにする。昭和新山の横を通り、洞爺湖町営無料駐車場に車を停め、湖畔を歩く。今まで見たどの湖よりも観光化が進み、湖畔には大きなホテルが連立している。広い遊歩道が続いていて散策する人も多い。
 フェリーターミナル駐車場で乗船までしばし仮眠。無事に北海道をドライブできてほっとする。

8月13日

 フェリー:室蘭〜直江津〜自宅

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