1997.5.3〜5.4  富山県・高山市

オトン、オカン、以花の三人


5月3日 



 朝9時頃出発。
信濃町に入ってすぐに渋滞。途中から黒姫方面に迂回、妙高赤倉と通り再び18号に戻る。上越でジュース・今日の昼食・明日の朝食など食料を買ってから、高速に乗る。有磯海SAでチューリップ祭りに関するパンフをもらい、砺波ICで降り、チューリップ公園に向かう。ICから混んでいるかと思ったが全然渋滞に合わず駐車場に着く。
 駐車場からは八重桜やハナミズキ・チューリップが両脇に咲く歩道を歩いて公園に着く。結構広い公園でチューリップもちょうど見ごろであった。赤、黄色、ピンク、白など色鮮やかで、本当にきれいなお花畑、どこもかしこもシャッターポイントばかり。駐車場に戻ったのは4時頃であった。今回はチューリップを見に行こうということだけで、後の予定は何も決めてなかったので、これからどうしようかと地図を見て検討。
合掌造りを見学してから、高山へ向かうことにする。
 156号を
五箇山に向かう道は左側に渓谷が続く道で、スノーシェードが多かった。世界遺産でもある合掌造りの集落は地図には、相倉合掌集落菅沼合掌集落などのっていたが、道なりに行くと最初に目につく相倉合掌集落へ行くことにする。駐車場に車を置き、集落を歩いてみる。建物は長い年月を経てもなお人々を優しく包み込み、今も静かに人々の営みを見守っているかのようであった。テレビなどで見るより小ぶりかな、と思ったが、やはり昔ながらの風景は暖かい感じがする。民家は民宿やお土産屋さんになっていた。
 合掌造りを見学したところで、今夜のPキャン地を探しつつ156号を進む。
道の駅《ささら館》でトイレ休憩をとり、さらに先に進む。道の駅《白川郷》は広さも適当、他にも車中泊らしきお仲間も何台か見受けられたので、ここに泊まることにする。夜雨降る。


5月4日 

 6時前に起床。昨夜ここにPキャンした車が結構有り。建物と建物の間にテントをはっている人もいたりする。例によってコーンフレークの朝食を済ませ、7時過に出発。
白川郷の合掌造りの集落は道端であったので、車を端に寄せて合掌造りをバックに写真を撮る。「どぶろく」の看板が見えたので酒屋さんで買おうと店先をのぞいてみるが、まだ朝が早いため買うことができなかった。
 156号から360号で
高山へ向かおうとしたが、途中まで来たら《冬季間通行止め》ということで、5月末まで通れない状態。もっと手前で看板を出してほしかったな・・・
私たちみたいにゲートの手前でUターンする車が数台あった。
 156号を
御母衣湖沿いに進み、荘川村から158号で高山市に入ることにする。御母衣湖は大きなロックヒルダム湖、右手には白山の山並みが迫り空気が澄んでいる。荘川村から158号に入る。これから高山に向かう道は、高原を走る走りやすい道で、所々テントを張りキャンプをしている人を見かけた。
 高山市内に入り、駅前の観光案内所で市内の観光パンフを手に入れ、駐車場捜し。市内はゴールデンウィークで混んでいる。
別院駐車場に車を停め、《宮川朝市》《高山陣屋》《古い町並み》《屋台会館》と見て廻る。どこも人、人、人ばかり。朝市の飛騨牛の串焼きがおいしかった。屋台会館の近くで昼食をとる。
 158号を
松本に向けて出発。平湯まではまあまあの山道、平湯は山と山の間にある。平湯から安房峠を越える道はものすごい道。2度と通りたくない道である。上りは左側に谷底を見下ろし、下りは右側に谷底が続く。細い山道で、観光バスも路線バスも通る。カーブのすれ違いには譲ったり譲られたりしながら進むので、バスとのすれ違いには要注意、心臓バクバク状態で、やっとのことで中の湯当たりまで降りてきた。この辺からスムーズに走れるようになった。361号を木曽に抜けた方が早いかも・・・通ったことないからどんな道か分からないけれど。安房峠は道の両側に雪が残るくらい寒く、天気も曇りがちであったが、中の湯を過ぎた頃から空は青く晴れ渡り、夏の陽気が感じられる。
 
波田町から穂高町に向かい、大王ワサビ農場に寄りワサビソフトを食す。穂高町もワサビ農場近辺、豊科ICへ向かう道と渋滞していた。自宅到着は夕方7時頃、無事到着お疲れさまでした。

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