Roland D-110 Linear Multi-timbral synthesizer

 
 

Synthesis Method

LA(Linear Arithmetic Synthesis

Voices

32 Voices

Multi mode

8 Part

Sounds

128 patch,128preset tone,63 preset rhythm,64 user area

Keyboard

keyless

Controllers

Volume,

Outputs

6 Multi-outouts,2 Mix-outputs(L/R),Phones.

Interfaces

MIDI In/Out/Thru

Expansion

One slot (for Voice/Multi/Sequencedata/RAM card)

Effects

Digital-Reverb

Comments

山下達郎の愛機D-110。
名機D-50のダウンサイジング版と思い購入したのですが、どうもこいつはマルチ・ティンバー・モードで、リズム音源と8つの独立したシンセ音源として使用することを前提として作られているようで、D-50と使い勝手が全く異なるのに初めとまどいました。
この当時の音源モジュールは、シングルモードがないのが多かったんですよ。YAMAHA TX802もそうでした。音質もD-50と比べると少々ローファイ。しかし、考えようによっては、8パートをユニゾンさせて厚く太い音作りをするなど、面白い使い方もできそう。ストラクチャーもD-50より6つ増えて13あるし、音素片の数も多いようだし(使える音素片がどの程度あるかにもよるが・・・)、結構複雑な音作りもできるんではないでしょうか。
あくまでも単独のシンセとしてとらえるとよいシンセだと思います。
この子は最近、九州在住の、達郎好きが高じてD-110を集めている方の元へ里子にまいりました。


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