Roland JX-8P polyphonic synthesizer

 
 

Synthesis Method

Analog Synthesis(DCO-VCF-VCA)

Voices

6Voice(Poly mode)or Mono Voices(Mono mode)

Multi mode

Not any

Sounds

64 Internal Program/32 user area

Keyboard

61 Synth-action keys with Initialtouch and aftertouch sensitive.

Controllers

Volume, Joystick(Pitch Bend , Modulation), Polymode/Mono mode Bottun,Data entry slider,Sustain pedal, SwitchPedal/Footvolume inputs,Proglamer in(PG-800)

Outputs

2Outouts(L/R), Phones.

Interfaces

MIDI In/Out/Thru

Expansion

RAM cartridge Intrface

Effects

Programable Chorus

Comments

KORG DW-8000と、最後までどちらを購入するか迷ったのが、このJX-8P。
ローランドらしい硬質な音ながら、アナログシンセらしく、太く暖かい音が特徴です。
アナログシンセである、と述べましたが、音源はDCOで、VCF,VCAで音作りをするデジアナシンセといったほうが正しいでしょう。
当時爆発的人気のYAMAHA DX7を意識した、タッチパネル式の外観は、アナログシンセであることを感じさせないスマートなルックスを実現しています。パラメーターを一つ一つ呼び出して音作りをするのがお嫌という御仁には、別売りのプログラマーPG-800が用意され、複数のパラメーターを同時に動かしてエディット、というアナログシンセらしい音作りも可能でした。リングモジュレーションなどを搭載しているためでしょうか、ユニゾンモードを使用したシンセリードはコルグ製デジアナシンセほどの極太さはなく、どことなくプロフェット5を思わせます。
この1年後発表された、JX-8P2台分に相当する音源を持つ怪物JX-10(Super JX)が、ローランド最後のアナログシンセとなり、その後名機D-50が登場するのです。


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