スタンド上段より、DWGS音源を搭載したコルグのデジアナシンセDW-8000。ファーストシンセでもあります。中段ローランドのミキサーM-120、コルグのデジタルリバーブDRV-1000、同じくコルグのKMP-68。その右隣はヤマハのデジタルシーケンサーQX3。未だにQX?と思われるかもしれませんが、専用キーがあるため作業がパソコンよりはるかにはかどるのです。その下はコルグ01/WFD。M1コンセプトの頂点となるモデル。M1より波形が高品位になり、出音も太くさらに品がよくなっています。DepecheModeのAlan Wilderも愛用する(彼の愛機は88鍵使用の01/WproX)モデルです。
最下段は世界で最も売れたシンセ、コルグM1。今回のセッティングから音源として使用しますので、敢えてこの位置に置きました。写真にはありませんが、コルグの4オペFMシンセDS-8、チックコリアの使用で有名なミニ鍵盤シンセ、ヤマハCS01もあります。
M1は内蔵電池が切れていたのですが、メーカーへ修理に出すと2,3週間かかる上、1万数千円かかるということでしたので、思い切って、自分で交換しました。電池は、CR2032という型番のボタン型電池で、200円程度です。作業は思いの外簡単なものでした。消失したデータも、「MIDI DATA DUMP」というフリーウェアで元通りにできました。

KORG M1 Original Program DATA
KORG M1 Original Combination DATA
KORG M1 Original Sequence DATA
KORG M1 Original Global DATA
Midi Data Dump

最上段はローランドのリニアデジタルシンセサイザーD-50。ローランド初のデジタルシンセサイザーで、アナログシンセの音づくりのプロセスを、完全デジタル化したものと考えてよいでしょう。デジタルリバーブ・デジタルイコライザーも搭載し、エフェクトも音色の一部との思想を持った初のシンセです。中段は、同じくローランドのアナログシンセサイザーJX-8PwithPG-800。VCOシンセが欲しいところですが、メンテナンスの手間などを考えると、趣味の範囲でいじるにはDCOシンセで十分でしょう。最下段はヤマハSY77。FMの発展系であるAFM+PCMで音作りを行います。

ローランドのバーチャルアナログシンセ、JP-8000。スウェーデンの「赤いヤツ」に対抗して作られた「青いヤツ」。テクノやトランス向きの音が簡単に出せる摩訶不思議音色発生マシン。これにアナログシンセの代役を求めてはいけません。写真にはありませんが、上にはコルグのデータファイラーDF-1があります。JP-8000の下はアップルコンピュータのiBook/466。ローランドUM-1を介してシンセをコントロールする予定です。

僕から見ると少なく見えます(もっと大量の機材とはどのくらいのことを言うのか!?と疑問に思った人はリンクページへどうぞ)が、家族や家を訪れた友人は「どうしてこんなに必要なの!?」と必ず尋ねます。そりゃ全部音源方式が違って個性的な音がするから、と言っても納得してもらえないですが。
あとはローランドJD-800とJUNO-106が欲しいですね・・・
部屋を暗くすると、ディスプレイやLEDがとても奇麗です。冬は機材が発熱してとても暖かいですが、夏場は地獄です。

 Back

 Home