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まんま写真館
Part 11. BANMO
あまり知られてはいませんが、長野市城山小学校に1台の除雪用大型モーターカーが保存されています。BANMOの愛称(製品名?万能モーターカーから付けたと思われる)の2車体、全長約20m、片側にロータリーヘッド、もう一方にラッセルウイングが付いているロータリーとラッセルをあわせたような珍しい形式の除雪用モーターカーです。
昭和41年に新潟鉄工所で3台が製造され、そのうちの2台が飯山線で活躍しました(もう1台は北海道)。昭和50年代半ばまで使用され、引退後払い下げられ、城山小学校に展示保存されることになりました。引退の直接のきっかけはDD16 300番台の登場(昭和54年)でしょうか?
さて、そんなバンモですが、今では案内看板も無く、車輛の概要や保存に至る経緯などほとんど判らなくなっていましたが、’02年5月4日付け長野市民新聞に、『このバンモについて長野市内の国鉄OBの方とファンの方(「長野県保存機関車」というホームページを製作されている方です)が、現在唯一の現存機であり近代遺産としても貴重であるものなので、将来に渡ってきちんと引き継がれる様にその由来などの案内看板を立てたい。しかし、今のところ、車輛の概要の一部や「昭和50年代半ばに運ばれるのを見た」といったことしか判らず、保存の経緯などは分からないので、是非情報を提供して欲しい。』という記事が載りました。
その後多くの方からの情報提供があり、車輛概要や保存の経緯がある程度判明したようです。車輛の管理をしている長野市教育委員会の手により、案内看板が新たに設置されたそうです。(2003年春)
上の新聞記事に登場した「ファンの方」浅野さんのHP 「長野県保存機関車」 内に専用のコーナーがあります。保存車輛の現在の様子とともに、作業中の貴重な画像が見られます。バンモ独特の作業シーンを是非ご覧ください。
BANMOのページ→こ ち ら
現役時代のBANMO
昭和55年7月20日、学校のクラブの旅行で飯山線に乗った時、たまたまこのバンモを撮影していました。このすぐ後に「保存」の話しを聞いた記憶があるのですが・・。
この写真の車輛には「こしぢ」の愛称がついています。保存されているのもには「おくしなの」の愛称がつけられていたようなので、保存されているものとは別の1台のようです。
実は撮影場所がはっきりしません。替佐だとは思うのですが・・・
おまけ
上の写真の続きのコマです。懐かしいですね。
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