すばらしき自然
2006年7月
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つれづれ日記
2006年7月31日

 今日で7月も終わり。1年の半分と1ヶ月が終わります。お正月がつい先日のように思えてしまいます。

 梅雨明けしたといっても、今日の日中で26℃ほど。朝方は16℃台まで下がりました。毛布一枚で寝ていると、夜中に寒くて目がさめます。これから暑くなるのか心配になってしまいます。梅雨明けが遅れたため、稲の生育も遅れ気味で、心配になります。ここの名産、トウモロコシも遅れているのですが、もう少しで食べられそうです。霧下と呼ばれる寒冷地のため、甘味の強いトウモロコシが出来ます。本当に美味しいんですから。

2006年7月30日

 当地にも梅雨明け宣言がやっと出た。平年より10日ほど遅く本当の夏がきた。梅雨明け10日という諺がある。梅雨明け後、10日ほどは天気が安定し、晴れの日が続き、夏山に登るのならこと期間が一番良いといわれてきたが、以前ほど晴れの日が続かないように思う。今日も雲が多く、また霞みがかかったようなはっきりしない天気です。

 子供の頃、真っ青な空に、遠くの山並みの上に湧きあがる入道雲を見ながら、河原で泳ぎ、魚取りをしたことを思い出します。川面を風が吹き抜け、濡れた体を乾かします。水面には鮎の銀鱗が光ります。今は子供たちだけで、川で遊ぶのは危険だということで禁止になっていますが、私たちの頃は、夏休みともなれば川で遊ぶのが仕事です。そのお陰で、夏休みが終わる頃には宿題と格闘です。

2006年7月25日

 今日は朝まで雨。その後は曇り空でしたが、午後一時薄日が射し、夜には星も見えています。日中、暑さを感じる気温ではありませんが、湿気がひどく、じめじめしています。

 夜9時ごろ外に出ると、久しぶりに星空が広がっています。北斗七星に白鳥座。天の川を挟んでこと座のベガに、わし座のアルタイル。南の空には、赤い心臓を持つさそり座が見えています。梅雨が明け、晴れて透明度が高い夜は星が綺麗です。特に少し高い高原に行くと、その美しさは格別。冬と違い、寒さを気にせず星を楽しむことができる、一番良い季節です。

2006年7月23日

 今日は大暑。平年なら梅雨明けしている頃なのに、今年は西日本から中部まで豪雨による大きな災害が発生しています。まだ暫くは梅雨明けは期待できそうにこありません。平年なら梅雨明けし照りつける太陽のした、海に山に夏を楽しむことができるのに、今年はどうなっているのでしょう。まさか梅雨明けしないで秋になってしまうなどということは。ああ考えただけでも恐ろしい。

2006年7月21日

 梅雨末期の豪雨被害。長野県内でも、土石流などのために亡くなられたり行方不明になっている方がおいでになります。心よりお見舞い申し上げます。当地はそれほど激しい降りにはなりませんでしたが、長い間降り続いたため、地盤が緩んでいるところがあり、今後の雨の降り方が気になります。早く梅雨明けし、真夏の太陽が輝く青い空に、入道雲が湧きあがる空を見たいものです。

 今日のニュースで、京都で発生した認知症の母親の承諾殺人の被告に、執行猶予の判決が下されたと伝えていました。福祉のあり方を問う事件でした。検察官が読み上げる調書に、法廷にいる人たちが泣いた、といわれる裁判です。これからますます認知症の方は増えていくと思います。私の祖父も認知症でした。まだ症状は軽く、食事をして部屋に戻って10分もしないうちに、食事はまだか。と言ってくるのです。そして冬、ストーブを倒し全身に焼けどを被い亡くなりました。軽度の認知症でしたが母は大変でした。これからの福祉を問う裁判でした。

2006年7月16日

 昨夜から降り始めた雨は、日中一時小雨になったが、一日中降り続き、今、雨脚が強くなってきている。天気予報では明日は雨の予報。平成7年のような豪雨にだけはなってほしくはない。気温も23時で17℃近くまで下がっている。

 夜、晴れていればヘイケボタルが見られます。6月下旬から出現していたゲンジボタルも数が少なくなり、これから暫くはヘイケボタルのシーズンです。以前7〜8メートルほどの木に100匹以上のヘイケボタルが集まり、木全体にホタルの光が点滅、クリスマスツリーのような幻想的なホタルツリーを見たことがあります。

2006年7月14日

 今日は朝から太陽か照りつけ、梅雨の中休みといきたいところでしたが、午後、一時、雨がパラツキ中休みは中止。それにしても蒸し暑い一日でした。浜松市では38度を越える気温を観測したそうですが、浜松に比べれば10℃近くも低いのにこの蒸し暑さ。猛暑の地域にお住まいの方からはお叱りを受けそうですが、ここに住んでいると、このくらいの気温でも暑いのです。まだ体が本格的な暑さになれていないせいかもしれません。

 植木鉢に植えてあるイチジクに直径1cmほどの実がついてきました。ここは寒冷地のため実が熟さないうちに秋になってしまうのです。また地植で栽培すると冬季、雪の上に出ていた部分は凍みて枯れてしまいます。ですから冬の間や秋、寒くなってきたら室内で管理します。9月ごろには美味しいイチジクが食べられそうです。

2006年7月11日

 昨日も今日も蒸し暑い。湿気が多く少し動くとすぐ汗が出てくる。梅雨明けはいつかな。

 青い空に入道雲が湧きあがり、草や木の葉を揺らし風が吹き抜けていく。
じりじり照りつける太陽の下でキリギリスが鳴き、河原では、鮎つりの人が、竿を振る横で子供たちが水浴びをしている。
セミはジージーとうるさく鳴き競い、鳴き声を聞きながら、茹でたてのトウモロコシにがぶりつく。
そして西の空が茜色に染まり、夜のとばりが街を覆うと、空には天の川が流れ、星空の下、子供たちが歓声をあげながら花火をしている。  夏はいいなー

 早く夏が来ないかな。

2006年7月7日

 今日は小暑。梅雨明けが近づき、暑さもこれからが本格的になるころ。

 そして七夕。一年に一度、織り姫と彦星が出会うことができる日。織り姫はこと座のベガ。彦星はわし座のアルタイル。どちらも一等星で二つの星は天の川を挟んで14.4光年離れています。光の速さでも14年半近くかかるので、一年に一回出会うことは実際には無理。夜空に輝く星のロマンということに。突っつくと夢も希望もなくなってしまいます。

 それにしても「天の川」とはなんと素敵な呼び方なのでしょう。日本語にはこのようなすばらしい言葉が沢山あります。日本語ほど感性豊かな言語はないと思うのですが。

2006年7月6日

 今日も梅雨らしいどんよりとした曇り空。一時霧もかかり、お昼で19℃。同じ時間、長野は27℃、直線距離で30キロも離れていないのにこの違いです。午後、長野に行ったのですが、少し汗ばむような、むっとした天気。ところがこちらは霧が下り、肌寒さを感じます。霧下とはよく言ったものです。この霧が美味しい蕎麦や甘味の強いトウモロコシを育てます。来月になればトウモロコシが食べられます。楽しみ楽しみ。

2006年7月3日

 今日は午前中、激しい雨降り。梅雨らしい天気です。植木蜂のイチジクは40cmを越え、葉の付けねに小さな実がついています。ここは寒いため、地植えでの冬越しが出来ません。そのため植木鉢で冬は室内で管理します。鉢植えでも結構実がなります。

 昨晩、ホタルを見に行ったのですが、少し風があり、風当たりの強いところは舞っているホタルの数が少なかったのですが、風の当たらない、林の中の水路沿いでは沢山のホタルが乱舞していました。昨晩も写真の撮影をしてきたのですが、うまく映っているかどうか、現像してみるまでわかりません。今夜もホタルを見に行く予定でいたのですが、霧が濃く、行くのを諦めました。

2006年7月1日

 今年の前半が終了し、今日から後半に突入。
 今日は時たま雨がぱらつく天気。ホタルも雨が降ると飛ぶ数が減ってしまいます。先日撮影したフイルムを現像に出していました。大きな写真はこちらへ。

 先月29日は300匹ものホタルが飛んでいたのですが、30日、1日は小雨が降っていたためホタルの数は少なくなっていました。

6月29日20時15分
信濃町稲付