すばらしき自然

2006年10月
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つれづれ日記
2006年10月31日

 今日の早朝は霧の中。その後、晴れてきたが、モヤのかかった一日でした。

 今日で10月も終わり。後残すところ二ヶ月。時の流れの速さを感じます。これから時雨れることも多くなります。里の紅葉も一段と鮮やかに染まり、晩秋のたたずまいが街を包んでいます。

 午後、長野に置いてある日本ミツバチに給餌に行きましたが、前回与えたハチミツがまだ容器の中に半分ほど残っていました。気温が下がってきたため、吸う量が少なくなってきているようです。まだ越冬するには少したりないので、時間がかかっても、もう少し給餌しようと思っています。

2006年10月29日

 今日も朝から秋晴れ。北信五岳の山々の紅葉は裾野から里に降りて来ました。今秋はまだ一度も霜が降りていません。この時期まで初霜を観測しないのは珍しく、地球温暖化の影響で初霜も遅くなってきているのかもしれません。

 日中、長野の方の日本ミツバチの巣を拝見させていただきました。貯蜜も十分で来春が楽しみです。その後、私の日本ミツバチを見にいきました。私の群は10月中旬に見に行ったところ、2群のうち1群は絶滅。残った群は盗蜂に遭い、貯蜜を持っていかれたために、場所を移動、今日までに14キロのハチミツを給餌しました。もう後3キロほど給餌しようと思っています。うまく越冬してくれれば良いのですが。

2006年10月17日

 今日は朝から快晴。ここ数日、秋晴れが続いている。少し雲が多い日もあったが、まあまあの天気が続いている。黒姫や妙高は中腹から裾野に紅葉が下りてきている。こんな日は山にキノコ採りに行きたいのだが、引越しのあとの、不要になった家財の解体をしている。暑くもなく、寒くもなく、外とで仕事をするにはちょうど良い。明日は時間を作ってキノコ採りに行こうかな。ただ熊さんには合いたくない。

2006年10月9日

 引越しが終わり、やっとインターネットに接続できるようになりました。
昨夜までは暴風雨。風が強く雨が横に飛んでいくような天気でしたが、今朝は雲が少しありますが、青空が広がり久しぶりの良い天気です。

 今月初めに長野の方と黒姫山登山を9日に計画していましたが、天気は晴れということで登山を決行。朝5時に自宅を出発。大橋で待ち合わせして登山を開始。登山道は前夜までの雨のため、滑りやすく、ぬかるんでいるところや、水が流れているところもあり、歩きにくく、何度も転倒しました。中腹を過ぎ木々の間から、高妻や北アルプスが見えるようになると上部が雪で真っ白です。しらたま平に着くと地面の一部に氷が張り付いています。昨日この付近にも雪か霙が降ったのでしょう。しらたま平からは妙高、火打、焼山が雪で白くなっています。そして北アルプスの峰々も白く輝いています。道端には色あせたリンドウが咲いています。

 頂上には20人ほどの先客がいます。その後も20人近くのパーティーを初め、登山者が登ってきます。私たちはお湯を沸かしコーヒーで一腹。そしておむすびをぱくつきました。美しい景色と美味しいおむすび、至福の一時です。お昼を食べていると近くで食事をされている女性が一人。お話すると地元の方で、私の住んでいるすぐ近くの地区の方でした。私たちは乗越から七つ池に行くと話すと女性の方は逆のコースでスキー場に降りると話されました。途中でお会いするかもしれないと言ってお別れしました。

 山頂から乗越の間はコメツガの根が浮いていて滑りやすく、何度も滑って転倒しました。シラビソ平に入ると、ぬかるんでいるところもありますが、歩きやすく快適です。シラビソ平は高さ30mにもおよぶ針葉樹の森で、オオシラビソやコメツガの独特な匂いが鼻腔をくすぐります。ここは森林浴には最適なところです。シラビソ平を歩いていると、頂上でお会いした女性と出会ました。少しお話した後、無事下山されることを祈ってお別れしました。

 薄暗い針葉樹の森を抜けると七つ池のある火口原です。一面に広がる笹が陽の光を浴び輝いています。何度見ても美しく感動します。火口原から針葉樹の森に入るとき美しい火口原の姿を目に焼き付けました。そしてまたここに来ることができることを祈って離れました。峰の大池も相変わらず美しく、神秘的なたたずまいを見せてくれます。

 今回の登山は紅葉はいまいちでしたが、まずまずの天気で素敵な一日を過ごすことができました。写真も撮影してきましたが、フイルムのため、後日アップします。