すばらしき自然
2006年11月
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つれづれ日記
2006年11月30日

 今日で11月も終わり。あと残すところ1ヶ月。いよいよ師走に突入です。

 午前中は曇り空。午後一時青空が見え日も差しましたが、黒姫山の中腹より少し下まで薄っすらと雪化粧しています。天気予報では一時雪ということでしたが、平地までは来ませんでした。ただ夕方以降、気温が下がってきていますので、夜遅く雪になるかもしれません。

 今日から長野で、フィギアスケートのGPシリーズ、NHK杯が開催されています。見所はなんと言っても、浅田真央選手が出場する女子シングル。明日はショートプログラム、明後日はフリー。気負う事無く、無心で滑れば絶対に優勝すると思います。ぜひGPファイナルに出場し、連覇を狙ってほしいものです。

2006年11月29日

 昨日も今日も曇り空。ここ数日、同じような天気が続いている。曇っていても今の時期としては気温は高めだったが、夜には下がってきている。天気予報では明日は一時雪の予報。この週末も雪の予報。いよいよ雪の季節が近づいてきました。だが大降りにだけはなってほしくはない。晴れた深夜、カノープスの撮影に行く予定でいる。林道を奥まで入るのだが、雪が降っても除雪をしないため、行けなくなってしまう。できることなら12月20日頃まで降ってほしくない。

2006年11月27日

 昨夜は寝ていても雨音が気になるほど降っていた。今朝は霧の中。その後、霧は晴れてきたが空一面の雲。どんよりとした一日でした。

 午後、駅の近くを通ると、大型のロータリー除雪車が試運転で入線してきました。ディーゼル機関車二両編成(重連)で両側に大型のロータリー除雪装置が付いています。飯山線や大糸線でもロータリー除雪車を使用していますが、今日見たロータリー除雪車は国内では最大の除雪車だと思います。普段は直江津に置いてあるはずです。この大型のロータリー除雪車でも、豪雪となると除雪が追いつかず、昨冬はいく度か黒姫・新井間が運休になりました。この冬は暖冬予想。そこそこは降ってくれないとスキー場が困りますが、豪雪だけにはなってほしくはありません。

2006年11月25日

 今朝は寒かった。最低気温は―5℃ほど。今秋以降の最低気温です。枯草も畑や田圃も霜で真っ白。朝方は霧もかかっていましたが、日中は素晴らしい青空が広がり、小春日和の一日でした。夏は暑かった陽射しも、今は心地よく、軟らかい陽射しは、身も心も暖かくしてくれます。これからは、窓辺で日向ぼっこをするには、良い季節です。

2006年11月23日

 昨日は小雪。雪が降り始めるころ。昨夜から今朝にかけて黒姫や飯縄の裾野まで雪が降り、朝、雲の切れ目から白くなった山肌が見えていました。冬型になるたびに山の雪は増え、当地にも本格的な雪降りの季節がやってきます。

 これから深夜、快晴の晩、真南の地平線近くに、りゅうこつ座の一等星カノープスが見られます。南極老人星などと呼ばれ、見ることができた人は非常に幸運だといわれる程、見ることの難しい星です。そのため見ることができた人は長生きができるといわれる、縁起の良い星です。私は見たのか? もちろん見ました。ただ長生きできるかどうかはカノープスだけが知っている。

2006年11月22日

 ついに車のバッテリーがダウン。一晩充電してもエンジンはグイッと一回りしただけで終わり。昨冬冷え込んだ朝には、エンジンの回りが悪く、かからないこともあり、バッテリーが弱っているとは思っていたのですが、ここまで良くもってくれたと思っています。それにしてもバッテリーは高い。高くてもなければ車は動かないので、一番安い店を探し買ってきました。安いといっても、そこそこのお値段。でも安くてもさすがは新品、エンジンは力強く回り、一発でかかりました。あとはスタッドレスタイヤに履きかえればこの冬は安心。スタッドレスも安い店を見つけてきた。それにしても車はお金が掛かる。だけどなければもっと困る。

2006年11月19日

 今日は一茶忌。会場の一角で地元産のそば粉を使用した新蕎麦が食べられます。午前11時頃会場に行くと、30人くらいの人が、寒風の中、そばを賞味しています。私はつゆにおろし大根を少々入れて食べたのですが、冷たい蕎麦は美味しく、もう一枚といきたいところを、ぐっと我慢して帰りました。今日は曇っていたため、肌寒く、暖かい掛け蕎麦でも食べたいと思うような天気でしたが、蕎麦の風味を味わうには、やはり冷たいざる蕎麦が、一番だと思います。

 18日深夜から、今日の午前3時近くまで、しし座流星群を見に行ってきました。しし群と思われる流星は数個。同時期に活動する、おうし座流星群と思われる流星も見られました。その他、散在流星も含めて20ほど見ることができました。それにしても寒かった。霜が降り土手の枯草が真っ白です。
 17日の深夜も見たかったのですが、一面の雲。18日も夜までずっと曇っていたのですが、22時に外に出ると、星が瞬いています。慌てて仕度をし、機材を積み込み出かけました。しし座流星群も大出現から5年。もう多くの流星は期待できませんが、それでも極大時には一時間あたり10個ちかくは見られると思うのですが。
 
2006年11月15日

 今日は朝から曇りがち。日が射したり陰ったり。黒姫や妙高に降った雪は、もう消える事無く、根雪になるでしょう。ここが根雪になるのは、多分12月に入ってから。あまり早い根雪は困ります。

 今日午後、長野に出かけてきました。帰りは5時過ぎ。空に星が瞬く中を車を走らせたのですが、黒姫や妙高の空の向こうが、一瞬光ります。そう雷光です。日本海の上で雷様が大暴れをしているようです。これから冬になると、よく見る光景です。いよいよ雷様を引き連れた冬将軍の到来です。

2006年11月12日
初雪
 今、午前9時過ぎ。外は雪が降っています。今秋以降初めての雪です。いよいよ冬将軍がやってきました。積もるかどうかは今後の気温次第。0℃近くまで下がれば、白くなります。山は一気に冬山です。これからの登山は冬山装備が必要です。

 夕方、山裾が見えると、雪で真っ白になっています。ここでも降りが激しくなったときは白くなりましたが、すぐに融けてしまいまして。

2006年11月11日

 今日は夜半から朝にかけて一時雨が降ったが、その後は曇り空。そして夜にまた降り出した。
 午後、長野に置いてあるニホンミツバチに、最後の給餌をしてきた。10月15日から今日までに、合計16キロのハチミツを給餌した。初め貯蜜はカラだったので、今日までに2キロ程度は消費していると思う。それでも14キロほどの貯蜜があれば来春までもってくれると思う。

2006年11月 8日

 今日は朝から素晴らしい快晴。雲一つなく空気も澄んでいて、北信五岳の山々もくっきりと美しい姿を見せてくれている。朝は氷点下2℃ほどまで下がり、霜で枯草は白くなっている。妙高や戸隠は裾野まで薄っすら雪化粧していたが、日が当たって暫くすると消えてしまった。今秋初めての氷点下、初霜である。

 日が暮れた後、スワン彗星を双眼鏡で見ようと探したが、その姿を見つけることはできなかった。もう暗くなってしまったようだ。

2006年11月 7日

 今日は立冬。初めて冬の気配を感じる日。

 今日は急に雨が降ったり青空が広がったりと、目まぐるしく天気が変わった。午後には妙高山は雪雲に覆われ、夕方には黒姫、戸隠、飯縄までも雪雲に覆われている。夜7時ごろ、車を運転していると、光の中に白いものが落ちていく。雨から霙に変わってきていた。本当に冬の気配を感じる一日だった。

 4日に戸隠に登った後遺症が今出ている。そう筋肉痛である。黒姫に登ったときはひどくはなかったが、今回は結構な痛みである。昨日が痛みのピークであったが、明日ぐらいまで痛みが残ると思う。日ごろの運動不足の賜物である。

2006年11月 4日

 今日、午前9時少し前、長野の知人から電話があり、これから戸隠山に登ろうと言う。10時に奥社入り口駐車場で待ち合わせをし、奥社参道を歩く。随神門を過ぎると樹齢数百年の杉並木になります。奥社社務所の手前を左に入り、いよいよ登山開始です。取り付きからジグザグの急登が始まり、暫く歩くと尾根に出ます。この尾根道を登っていくと五十間長屋に到着です。ここは絶壁の下部が括れていて、雨宿りができます。ここを過ぎると百間長屋です。五十間長屋より規模が大きく、途中お地蔵さんが祭ってあります。百間長屋を過ぎたすぐ上の絶壁を見ると、上部に刳り貫いたところがあり、中に社が祭ってあります。ほとんどの登山者は気がつかず通り過ぎて行きます。百間長屋を過ぎるとクサリ場の連続です。相当な急斜面もあり、足場にも注意し慎重に進みます。

 そしてこの登山道最大の難所、蟻の塔渡りと剣ノ刃渡りです。ここは両側が谷底に一気に落ち込んでいて、滑落したら命はありません。蟻の塔渡りは幅50cm程のナイフブリッジです。ここは右側にクサリを張った迂回路があります。この迂回路、急斜面を横にトラバースするようにクサリが張ってありますが、それほど安全とは思えない迂回路です。せっかく来たのですから、迂回路は通らず、上部を歩きます。私は高所恐怖症ではないので、途中から見た景色は気持ちの良いものでした。蟻の塔渡りの上部は石がごつごつして歩きにくく、バランスも取りにくく、這って歩くか、迂回路を通るのが安全だとおもいます。蟻の塔渡りを過ぎると剣ノ刃渡りです。ここはさらに細く、歩いて渡る事は危険なため、左側1mほど下がったところに、チョットした足を置けるところがあるので、手は尾根の石をつかみ三点支持で慎重に進みます。ここは本来は馬乗りになって進むのが一番安全です。剣ノ刃渡りを通り過ぎると、蟻の塔渡りの向こうにいた方がほら貝を吹いてくれました。山中にブォーブォーというほら貝の音が響き渡ります。その音に聞き入ってしまいました。素晴らしい体験をさせていただきました。

 剣ノ刃渡りを渡りきり、さらにクサリ場を越えていくと、八方睨に到着します。北に高妻山、南に西岳、そして飯縄山、黒姫山とすばらしい眺望が広がっています。戸隠山の頂上はここから10分ほど歩いたところにあるのですが、今日はここから下山です。百間長屋まではクサリ場が続きますので慎重に下ります。午後2時半過ぎに奥社駐車場に無事到着です。

 今日は天気にも恵まれ、楽しい登山をすることができました。

2006年11月 1日

 今日から11月。今日は肌寒く、天気も曇りがちで、冬の足音が聞こえてきそうで、ちょっぴりユウツです。腰を痛めている身にとっては寒さは足腰に応えます。

 11月は漬物のシーズン。野沢菜に辛漬け大根、たくあんなど、漬物で忙しい時期になります。この漬物の漬ける時期にも、地球温暖化の影響が出ています。以前は11月上旬から中旬にかけてが最盛期でしたが、今は中旬から下旬に漬ける方が多くなりました。遅く漬けないとすぐ酸っぱくなってしまいます。初雪の降る時期も、やはり遅くなっています。100年後の地球はどうなっているのでしょうか。