斑尾山は標高1381.8mの火山で、今から100万年前ほどに活動が終わっています。
山体は侵食が進み、噴火口などは見ることはできません。斑尾山の西側には野尻湖があり、北側には斑尾高原とタングラムのスキー場があります。
斑尾山の一部にヒメギフチョウの生息地がありますが、現在は、ほとんど見ることができないほど、数が少なくなってしまいました。
斑尾山の西側にある野尻湖は、斑尾山の火山活動によりできたと言われてきましたが、野尻湖遺跡の発掘に伴う地質調査で、黒姫山の火山噴火による池尻川泥流が谷をせき止め、さらに湖西側が隆起したことが、成因であることがわかってきました。