クラリスワークスWindowsXP

クラリスワークスをWindowsXPsp2で使う

Xpでも充分使えてOSに負担を掛けない軽い総合型ソフト。随時分かった事を追加していきます。

Windwos95から98MEまでは完全に対応した総合型ソフトですが、
WindowsXPでクラリスワークスを使うには、ちょっとしたテクニックがあります。

WIN2000やXPで、クラリスワークスの書体タブのスタイル以下の、
文字色、下線、字消し線、上線、傍点、網かけ、網色、網枠、の機能が、通常の操作では動作しません。
裏技です、Ctrlキーを押したまま範囲の選択、次にメニューを選び実行します。最後にCtrlキーを放す。

実行結果は下の写真のように全ての書体機能が使えます。

Windows98系では下の絵のように日付の設定ができますが、

Win2000では日付フィールドは平成16年8月8日のように、漢字が使用できません。
使えるのは、H16/08/08 と 2004/08/08 の書式だけです。
XPでは最後に書いてある方法で日付形式が正常に使えます。

そこでデータベースでは、平成17年2月12日と表示させるには、次の様に計算式を使い表示させます。

画面に沿って説明。4個のフィールドを作ります。


フィールド定義で下記のようにフィールドを設定します。

1
受注日のフィールドをタイプ日付で作成。データは2005/02/12と出る
この受注日フィールドのデータから、和暦の年と月と日を計算式フィールドで書き出す。
2
日を表示させる為に、日付日フィールドをタイブ計算として、式は=DAY('受注日')
3
月を表示させる為に、日付月フィールドをタイプ計算として、式は=MONTH('受注日')
4
年の表示させる為に、日付年フィールドをタイプ計算として、式は=IF(YEAR('受注日')=2005,"平成17",IF(YEAR('受注日')=2006,"平成18",IF(YEAR('受注日')=2007,"平成18",IF(YEAR('受注日')=2008,"平成19",IF(YEAR('受注日')=2009,"平成20","")))))
平成20年まで表示の式です。計算式の文字数は半角255文字以下です。

レイアウトで各フィールドを並べます。
[年フィールド]年[月フィールド]月[日フィールド]日

苦労して設定した日付の表示も、WinXPでは古いソフトを動かす互換性ウィザードを備えている。
使い方は。全てのプログラム>アクセサリー>プログラム互換ウィザード起動>一覧からプログラムを選ぶ>表示された名前からクラリスワークスを選択>Windows98/meを選択>ディスプレー設定は無しで通過>最後まで指示通りで終了。
これでXP上で98モードでクラリスワークスが動作するようになり、日付形式が全部使えるようになります。


書体に関しては駄目でしたので、ページの最初に書いたようにコントロールキーの操作で対応です。

この2件の使い方でほぼ完全な動作が出来ました。 トップページへ