風呂浴槽水道蛇口修理(2021.6.6)>給湯用蛇口修理(2022.1.10〜28)
浴槽に水を入れる蛇口が根元から折れる。

設計段階から壁中配管の蛇口がタイル交点に出るように割り付けてあり、設計者の計算と腕の良い職人との成せる業。
配管は普通なら下から来てるが、様子を探る為軟らかい線で方向を確認、すると右側から来てる
1/2インチの配管のエルボを外すにはパイプレンチが入るスペースが必要。
蛇口を中心に4枚のタイルを外す為、目地をダイヤモンドカッターで深さ2センチ切る
タイルを剥がす工具を考案。マイナスドライバーではタイルが割れる。
目地より少し薄い鋼板をタイルの厚み7ミリに曲げ隙間に入れタイルを剥がす為釘抜のように力を入れる タイルを割らないように、一枚剥がれれば後は簡単
4枚奇麗にはがれた
たがねとハンマーで配管の周りを壊して、余裕が出たら振動ドリルでコンクリートを壊して取り除く
エルボを外すには回転させなければならないので、後ろも回転出来るまで削る
保温材を取り除く 余計な部分はカッターで切り落とし短くする。
後ろのコンクリートを少しでも残す為に、エルボに入っていた折れた部分をカッターで切り落とし短くする
無事エルボが外れ新しいエルボを付ける前にプラグにシールテープを巻く 新しいエルボはステンレス製を付ける
水道の蛇口を付けて機能的には修理完了、5時間の作業。

2022年1月10日に左側給湯用が水漏れ修理する事になる

取り外した4枚のタイルを奇麗に張れば修理完了。
設計段階から壁中配管の蛇口がタイル交点に出るように割り付けてあり、設計者の計算と腕の良い職人との成せる業。
コンクリートを入れて穴塞ぎ平にした下地に接着剤を入れてテープで固定し固着を待つ
タイル目地を入れて乾燥後目地を磨き上げれば完成

2022年1月10日に左側給湯用が水漏れ修理する事になる

1月10日に仮配管した
タイル目地カットから錆びて水漏れの配管を外すなど一連の工程で配管を交換。

1月22日仮付け工事の部品交換、エルボはステンレス製エルボと内外ソケットは長さ10ミリソケットを使った事でタイル表面にピッタリと蛇口が合う

古い錆びた配管は錆びの進行は少なく40年は持つと思うので、ノックスドール700をたっぷり掛け防錆処理。
後はタイルの修復。
1月23日修理、ダイヤモンドカッターでタイルを配管取り出し口のカット
4枚の角をカットする
湯船に新聞紙で養生
壊したブロックの空洞に、前回右側の水道は砂を詰めたが壊し易さを考えプチプチを詰める
指で隙間が出来ないように丁寧に
タイル目地幅にピッタリの竹串利用
プチプチを詰め終わりタイル下地のコンクリートの厚みは1センチ位になる
普通モルタルは一対一の比率だが弱めに1対2、セメン1に砂2で練る
下側からモルタルを詰めるタイルで抑える
上のタイルまで少し多めに詰めてタイルで隙間が無いように押し込む
モルタルが固まるまでテープとアルミアングルで固定、しかし下側のタイル下が1ミリ位張り出す
モルタルが固形したので26日に一旦タイルを剥がして下地を確認、タイルを接着剤で張り付ける
1ミリくらい下地を斫りタイルが下地とピッタリとなるようにする
接着剤でタイルを張り付け、テープで固定。固定を確認して後でタイル目地を入れる
2日後に接着剤が固まったのでマヨネーズ位の軟らかさに練った目地材を指先で押し込みながら目地を埋める
はみ出た目地材は後で拭き取る
目地を傷めないように簡単に拭きとって目地が固まるのを待つ
6時間経過して触っても崩れないので、余計な目地材を拭き取りタイルを奇麗にする。
目地材はまだ柔らかい。気温が低いので完全固形は24時間は必要

40年ぶりの修理でまた後40年は大丈夫だ

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