湯ノ丸山(Yunomaruyama)

 (2,103m、三角点2,098m) 東御市(旧東部町)


コースタイム(参考)
  [上り] 東御市(旧東部町)新張(みはり)交差点〜車で30分
   
(1) 地蔵峠〜徒歩20から30分〜つつじ平〜40分〜湯ノ丸山頂上
(2) 地蔵峠〜湯の丸キャンプ場経由〜60分〜烏帽子岳のコル〜40分〜湯ノ丸山頂上
  [下り] 湯ノ丸山〜30分〜つつじ平〜10分〜スキー場〜10分〜地蔵峠
   
空の美しい山
 
 湯ノ丸山は、烏帽子岳の東側にあって、西側の上田地方からは見えないが、地蔵峠まで 来ると左手に見えてくる。稜線がなだらかなできれいな山である。湯ノ丸高原はレンゲツツジの群生や落葉松の芽吹き、そして空の美しい所だ。 湯ノ丸山は、烏帽子岳と合わせて日帰りも十分可能なので、ゆっくり歩いてみるのもいいと思う。
烏帽子岳から見た湯ノ丸山
 
 主な登山コースは、
          湯の丸スキー場の第一ゲレンデ端から入山するコース
          からキャンプ場経由でつつじ平に上がるコース
          湯の丸山の裾野を巻いて烏帽子岳とのコルから上がるコース
          角間峠から上がるコース
などがある。
   
まるでどこかの国境を思わせる
 
   スキー場の脇は急傾斜だが、ゆっくりリフトの終点までおよそ300mを上がると、あとは平坦になる。ツアースキーコースのため、2m程の幅があって歩き易い。この道を10分、約500m歩くと「つつじ平」に出るのだが、ここは少し広い場所で休憩に最適。道が十字路になっていて、左はキャンプ場に、右は壊れかけた柵を入って牧場に、湯ノ丸山頂は直進だ。つつじ平には、「遭難防止の鐘」があって、先端に風見鶏がついている。遭難関係者が建てたのだろうか。遠慮気味にたたいてみると、「カーン」と甲高い音がしたが、何か淋し気な響きだった。また、その脇の標識には、「湯の丸山1.0q、地蔵峠1.2q、鹿沢温泉2.1q」とある。前方には頂上へのルートが見えるが、右側は牧場で、その境には木の杭にバラ線が張ってある。錆びたバラ線の柵は、まるでどこかの国境を思わせる感じだ。この柵は頂上近くまで続いている。
こんな標識もある
   
南北二つのピークからなる山    
 
 登山道は、小刻みに曲がっている。斜面は結構急で浮き石で歩きにくい。両側斜面はクマザサとレンゲツツジが多く、カラマツの幼木の二等辺三角形の形がきれいだ。ツツジ平からは30〜40分で頂上に着く。 
 湯ノ丸山は、南北二つのピークからなる山だが、地蔵峠側からは南峰しか見えない。平板状の石がゴロゴロしている頂上には、風を遮る木や岩場もないので、悪天時は注意が必要だ。南峰頂上には、「縣界標」と境界標、「地蔵峠2.2q、角間峠1.5q」の標識がある。
 

小桟敷山から見た湯ノ丸山

   
大きな岩の横でお弁当
 
 湯ノ丸山の頂上は、直径が50m程もある広さだが、風雨を避けられる場所や物がない。わずか北寄りに大きな岩があって何とか風が避けられるので、お弁当にしよう。
 相変わらず弁当の定番は、おにぎりとシーフードヌードル、6個180円の丸いパン、インスタントコーヒー、そしてりんごかミカンである。余り大したものは食べていないが、場所が変わっただけでこれほど美味しく感じるというのもうれしいもんだ。
 おにぎりを食べながら3分待っているとプーンといい匂いがしてくる。カップ麺の3分にも色々な話があって、「ウルトラマンは3分待てないので食べたことがない」とか、「3分というのは、食べ終わるまでの時間で、これが一番うまい」というのだが、まあ普段滅多に食べないのだから汁までいただこう。この際、塩分や中性脂肪、コレステロールの心配はしたらきりがない。
   
頂上からの眺め
 
 さて、頂上からの眺めは、烏帽子岳とほとんど変わらず、富士山からアルプス、八ケ岳、浅間、北信五岳、四阿山、根子岳、近くには、桟敷山、村上山、篭ノ登山、水ノ登山がよーく見える。
 北峰へは約5分である。一旦小さなコルに下がって上り返す。南峰と違ってここは大きな岩が積み重さなり、「湯ノ丸山2,103m」の標識がある。三角点は、頂上の30m程北側にあって「国地院、026954、基本、四等三角点」という刻まれている
 北方には、角間山に通じる踏み跡がある。
     
レンゲツツジ(6月)
緑いっぱいの景色  
 
 湯ノ丸山は坊主山だが特に迷う所もない。下りでの浮き石やスリップに注意すれば、中高年でも十分安全に登山することができる。
 アクセスも比較的短く、地蔵峠からのアプローチも短いので、ストレスの解消にはもってこいの山だと思う。
 

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