藻琴山
忘れられない朝日
明るくなる地平線、そして暗い足元が明るくなる。
太陽は、横に伸びたり縦に伸びたり
丸くなったり楕円になったり大きさが変化した。
光の色も黄色・白・金色と例えようがない、夜明け
最初ここは、雲上かと思ったが、
足元に広がるのは霧の雲海
生き物のように大地を飲み込んでいく。
見上げてみると、さらに、雲が青空を飲み込む様に、
雲の天井が広がる。
広がる雲と、盛り上がる霧に、地球の広さを実感した。
地平線を舞台に、闇夜と太陽、霧と雲の
攻防をわずか、20分の時間の長さに見た。
忘れられない藻琴山展望台の朝
道東の海岸線。
「四角い太陽に逢える場所。」の看板
その太陽を見ると幸せになるという。
北海道を舞台にした映画
「幸せの黄色いハンカチ」を思い出し
モーニングイエローの四角い太陽に逢えた
なら、最高の幸せなのかもしれない。