第7回 長野県私学振興大会を開催
令和4年12月21日(水)、長野市のホクト文化ホール(小ホール)において、「今こそ私学のチカラを~学びの県づくりをめざして~」をテーマに、第7回長野県私学振興大会を開催しました。
Ⅰ 式典
式典開会式
長野県私立幼稚園・認定こども園協会 大森けい子理事長の開会のことばの後、公益社団法人長野県私学教育協会 窪田英一理事長が主催者挨拶を行いました。
開会のことば 大森理事長
主催者挨拶 私学教育協会 窪田理事長
来賓の皆様より祝辞をいただきました。
衆議院議員 井出庸生 様
衆議院議員 務台俊介 様
衆議院議員 若林健太 様
長野市長 荻原健司 様
長野県議会議長 丸山栄一 様
その後、ご臨席いただいた来賓各位のご紹介、頂戴した祝電メッセージの披露を行いました。
Ⅱ 生徒等に対する理事長表彰
優れた功績を上げた生徒等に対する理事長表彰受賞者35個人・団体のうち、代表で6個人・団体の皆様に窪田理事長が表彰状を授与しました。
その後、受賞者の活躍の様子を映像等で紹介し、司会を担当した長野日本大学高等学校放送部の皆様が受賞者にインタビューを行いました。
司会:長野日本大学高等学校放送部の皆様
1 長野日本大学中学校 弓道部の皆様
2 エクセラン高等学校 黒板アートの皆様
3 豊野高等専修学校 小林さくら 様
4 つくば開成学園高等学校 若月歩乃栞 様
5 松本短期大学 介護福祉学科28期生の皆様
6 上田西高等学校 書道部の皆様
Ⅲ 保護者のねがい・副知事のことば
長野県私立高等学校PTA連合会 宮田伸子会長が保護者のねがいを皆様にお伝えした上で、来賓として臨席いただいた関昇一郎長野県副知事に手渡し、関副知事からおことばをいただきました。
最後に、長野県私立短期大学協会 木内義勝理事長が閉会のことばを述べ、大会は盛会のうちに終了となりました。
保護者のねがい 宮田PTA会長
保護者のねがいを手渡し
関副知事のことば
閉会のことば 木内理事長
保護者のねがい
皆様方には、平素より私学教育の振興、発展にお力添えを賜り、感謝申し上げます。
日本は今、かつてないほどの少子化が進むとともに、子どもたちを取り巻く環境においても、ICT、AIの進展により様々な対応が迫られる時代となってきております。
また、学校、保護者、子どもたちは、未だ終わりの見えない新型コロナウイルス感染症への対応の中で混乱、疲弊しています。さらには、国際情勢の緊迫化や諸物価の高騰など、子どもたちの学ぶ環境は厳しくなる一方となっております。
しかし、そのような状況の中でも、子どもたちは困難と向き合い克服しながら、勉学や学校生活に励んでいます。コロナ禍でも、子どもたちが主体的に深い学びを継続し、自らの進路をたくましく切り拓き、将来社会の担い手として活躍できるよう成長することが、私たち保護者の何よりの願いであります。
私たちは、私立学校が独自に掲げる建学の精神に基づいた特色ある教育に賛同し、子どもたちが私立学校に進む道を選びました。決して経済的にゆとりがある家庭ばかりではありません。これからも家庭の経済状況によって子どもたちの多様な学校選択が妨げられることなく、自らが望む最適な教育を受けられることを切に願っております。
ご来賓の皆様方には、本日映像等でご覧いただきました私学に学ぶ子どもたちの生き生きとした姿を胸に留め、ウイズコロナ時代の私立学校と保護者、子どもたちを支援するため、下記の事項についてご理解・ご協力を賜りますとともに、各私学団体がまとめました要望事項の実現に格別のご配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
記
- 学びの県づくりをさらに進めるため、教育費全体を増額するとともに、公私間格差を是正し私立学校の経営の健全化を図るため、私学に対する財政支援の一層の充実をお願いします。
- 私立学校保護者の教育費負担を軽減するため、就学支援金制度や授業料減免支援の拡充をお願いします。
- 県内高等学校卒業者が、県内の大学・短期大学・専修学校で学び、県内で働くことができるよう長野県として積極的な支援をお願いします。