青少年のための科学の祭典 長野大会
1998.8.15〜16 ビックハット
「青少年のための科学の祭典 長野大会」にスタッフとして参加しました。毎年、科学技術館で開かれる全国大会にはここ4年ほど見学者として参加していますが、スタッフとしての参加は初めてなので少し不安でした。
「超低温の液体窒素の世界」ブースを土屋先生(小諸高)と一緒に進めるよう、申しつかりましたが、準備は、手順は、機材は・・・・と考えるだけで、心配の毎日でした。
しかし、土屋先生と市原先生(南安曇農業高)、池田先生(広徳中)が機材の準備を済ませており、高校生やOBらのスタッフにも恵まれ、実験を楽しむことができました。
「超低温の液体窒素の世界」ブースを支えてくれた、小諸高等学校の生徒および同OBの皆さん。
ともかく、元気いっぱい。一緒にいた先生方の方がお疲れモードに突入する中、最後まで見学者の期待にこたえ、実験と説明を繰り返してくれました。
「ここに取り出したのは、お母さんが冷蔵庫に張り付けている磁石とは違うよ。ネオジウム磁石と言う、とても強力な磁石だよ。」説明も上手に、液体酸素が常磁性体で磁石に引きつけられるのを見せています。
「−196℃のマシュマロはどんな味?」
女の子に食べてもらい姿を見守ります。カリカリに凍ったマシュマロが口の中でとけて、鼻から出す息が冷えて湯気になってしまう姿はご愛嬌。
どちらかというと大人の方が差し出されたマシュマロに警戒心を持っていたようです。マシュマロにはほとんど水分が含まれず比熱も小さいため、凍傷の心配をせずに安全に食べることができます。気に入って何回も食べに来る子どもも多く好評でした。

液体窒素の中で燃え続ける花火。
花火が燃えるには酸素と熱が必要です。花火にはあらかじめ酸素を出す酸化剤が入っていますし、燃えた花火を入れると一瞬で液体窒素は気体になり、これが熱が奪われるのを抑えるために燃え続けるのですね。
「星のような形をした結晶を作ってみよう」ブースを手伝う屋代高校理数科の皆さん。
塩化アンモニウムの結晶が対流しながら成長する様子は好評でした。
「天日塩の割れ方」ブースを手伝う屋代高校理数科の皆さん。
塩湖などでとれる塩の塊を釘とハンマーで劈開させてみるというもの。
光学結晶用の塩化ナトリウム(食塩)の巨大結晶を割った様子。
塩化ナトリウムの結晶は赤外線を100%透過するので、分光光度計のセルとして利用されます。今は需要がほとんどなくなったとのことで、巨大結晶は一昨年作ったものだそうです。
左の黒い箱はメガネケース。結晶の大きさが分かります。
四角柱に割った塩化ナトリウムの結晶(左手に持っている)と結晶を作られた吉野さん。「結晶は運搬が大変です。」と、大切に結晶を梱包しておられました。
「手作り電池の実験」ブース。果物・野菜電池、55円電池、炭電池などをつくり、モーターを回したり電子オルゴールをならしたりと準備も万端。
担当は小松先生、南先生(柳町中)
「不思議な虹の色の世界・酸とアルカリ」ブース。紫キャベツ、シソ、ペチュニア、紅茶やBTB溶液などを使い、酸性水溶液やアルカリ性水溶液により色が変化する様子を楽しんでいます。
担当は小高先生(篠ノ井東中)、松本先生(柳町中)
「爆発ロケット」ブース。水素やアルコールを底を切り取ったペットボトルやフィルムケースの中で爆発させる鳴り物。
アルコール鉄砲35連発はにぎやかでした。
担当は古畑先生、太田先生、池田先生(広徳中)
