豊葦地区中樽本には1000年を越える大杉が今現在でも立派に葉を広げ、青々と元気に生育しております。今では住む人もなくひっそりと静まりかえっておりますが、その大杉は神社跡にどっしりと腰を据え、根をはって空にそびえております。
近くに住む中樽本出身者の人達が神社の境内を草刈りをして、いつもきれいに管理された状態に保たれております。
またいつの日か、ここにも灯火がともる日が来るのを願い、記念碑も建てられております。
「ありし代を顧りみすれば山の辺の、豊葦原ぞ恋しけれ、千古の歴史しのばるる、ふたたび灯のともる日を、
みんなで心に祈りつつ、ゆかりなつかし中樽本」
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