東京都電7500形


 1962年(昭37)に、すでに登場していた7000形と8000形の「長所を組み合わせる」というコンセプトで20輌製造された。 都電は1960年代に廃止の波が押し寄せたが、もともと専用軌道の多かった27系統(三ノ輪橋〜赤羽)の一部と32系統(荒川車庫前〜早稲田)が生き残こり、 1974年(昭49)に統合されて荒川線(三ノ輪橋〜荒川車庫前〜早稲田)となった。車齢が若かった7500形は優先的に配備され18輌が集結した後16輌がワンマン化、 1984年(昭59)以降は冷房化と車体更新が行われ車体形状と塗色が変更されたほか、ビューゲルからパンタグラフに変更されて現在に続いている。

ワールド工芸製品

  
2006.11.6