特急用 2000系


 志賀高原(湯田中駅)への特急用として1957年(昭32)に2編成(A・B編成)が登場しました。
狭軌として日本初のカルダン駆動・2ドア・転換クロスシートという当時としては高性能な車輌で、その後2編成(C・D編成)が増備され、この4編成で湯田中行特急や木島行特急として運用。
 最初はマルーン一色でしたが変更されてこの塗装となり、更に冷房化とともに現在の塗装に変更、長野〜湯田中間の特急を中心に活躍してきました。

 登場以来ほぼ半世紀にわたり活躍してきた2000系ですが、小田急10000系HSE車の導入も決まり廃車の噂もチラホラ、 残念な事に2005年(平17)夏には4編成のうちB編成が廃車となってしまいました。残りもいつまで現役でいられるか・・・。


2005.12