OSカー(0系/10系)「ローレル賞の名車」


画期的なOS(Ofiicemen & Students)カーは1966年(昭41)2輌編成2本がデビュー。
混雑時の4輌連結を考慮した貫通ドアを設けています。
翌年には鉄道友の会の「ローレル賞」を受賞しました。


日本初・前部の全面FRP化と、地味な塗装から一変したベージュと赤の明るい塗装が眼をひきます。
(長電沿線に自宅の有った管理人は、ピカピカのOSカーの登場を鮮明に覚えています)



1980年(昭55)増備の2輌は、3ドア・前面非貫通とマイナーチェンジ。
形式もそれまでの0系から、10系に変わりました。




 長野市街地の長電線地下化に対応するための改造が困難という理由で、冬季オリンピック開催を目前にした1996年(平8)に名車初代OSカーもデビュー30年であっけなく引退してしまいました。
もっと古い2000系は半世紀近くたった今も活躍しているのに・・・
 最後まで残った増備型のOSカーも2003年(平15)に引退。


2005.5.29