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寒山寺鐘楼 |
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太鼓橋で鐘の音に胸躍る |
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寒山拾得 |
502年に創建され世界遺産に指定された寒山寺は、蘇州から一里弱の楓橋の町にあります。唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」はあまりにも有名です。
月落ち烏ないて霜天に満つ 江楓漁火愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声客船に至る
雨が上がり、鳥さえずり紅葉空に映える、ついに訪れる寒山・拾得の寺。観光客でごった返す楓橋の町の太鼓橋、聞こえてきたよゴーンゴーン、鐘の音に胸躍る。見上げる鐘楼黄土色の壁の色、屋根のそりは琴の爪のよう。寒山と拾得は親しかった。(森鴎外の作品、高校で読んだ記憶によれば、拾得は普賢、寒山は文殊、二人は一見乞食坊主。頭痛を治してもらった役人が挨拶に訪ねていったら、笑って逃げて行ってしまった)という話? |
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