雪割草を育てる為の備忘録

昨日孫が先生の家で育てた貴重な雪割草のポット苗を頂いて来た。一緒に貰ったテキストに沿い増やす事を決意


一緒に貰ったA4用紙びっしりの育てた方を見ると、自生地は北斜面の木の下の薄暗い林床、日に当たるのは雪解けから木々の葉が茂る1ケ月と、落葉から雪が積もるまでのわずかな期間、水は好きですが滞水は嫌いのイメージをして栽培する。
今後の育て方日程、
花の咲き終わりにハサミで葉と花茎を切り落とて、日当たりの良い霜が当たらない軒下に移動し4月末まで水をタップリ与える。
週に1から2回、2000倍液肥を与える、4月末に葉が硬くなっていれば日陰に移動、
この2か月間で新し葉を大きく厚く出来れば夏に発生する病気が抑えられる
移動後表面の土が乾いたらたっぷり水を与え、2週に一回2000倍液肥を6月末まで、
7月から9月は同様に乾いたら水やりで液肥は無し。
10月から11月は乾いたら水やりと2週に一回の液肥。冬は寒風を避けて土の乾きに注意。

植え替えは2年に1回、この苗は来年の春の5月初旬
植え替え時期は新しい根を初夏と秋の2回伸ばすので根が伸びる前が適期。 春は葉が固まる5月初旬>秋は夜の気温が下がる9月下旬から10月初旬。
植え替え方法は今根に付いている土を全て落とし水洗いし根を3分の1程切り取る、用土は中粒の鹿沼土と水持ちを良くする為に軽石を1〜2割混ぜる
植え替え後水を染み込ませる為に1日程度腰水をして2週間程度日陰に置いて液肥は与えない。

タネを蒔いてたくさん増やすには
花びらが開いている時に受粉させると受精に半日ほどでかかるので寒さを避けて水やりもしない
受精してから1ケ月程度でゴマ粒大の種が出来る、種を小粒の鹿沼土に撒き5ミリ程度覆土し乾かさないように管理すると翌年の3月頃発芽する。
春に液肥をしっかり与えると本葉が出る事もある
秋に小さなポットへ2から3本ずつ移植すると翌年春には本葉が3枚程度出る、
秋を過ぎ順調に成長すると翌年の春には初花が咲きます、種を蒔いてから初花迄3年かかる。
種を蒔き続ければ毎年初花が見れる事に

忍耐と努力と細かい気遣いが必要。

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