第4回 長野県私学振興大会を開催


去る平成29年12月21日(木)、長野ホテル犀北館 グランドボールルームにおいて、「私立学校 これからも時代を担う人材を育むために」をテーマに第4回 長野県私学振興大会が行われました。

式典開会式
式典開会式

長野県専修学校各種学校連合会理事長 小林勝彦 の開会のことばのあと、公益社団法人長野県私学教育協会理事長 宮川義典 より主催団体代表挨拶と、公益社団法人長野県私学教育協会副理事長 成田守夫 より現状報告を行いました。

宮川理事長の主催者あいさつ
主催者挨拶 私学教育協会 宮川理事長

成田副理事長の現状報告
現状報告 私学教育協会 成田副理事長

来賓の皆様より祝辞を頂戴いたしました。

中島副知事の来賓あいさつ
長野県副知事 中島恵理 様

宮下衆議院議員の来賓あいさつ
衆議院議員 宮下一郎 様

務台衆議院議員の来賓あいさつ
衆議院議員 務台俊介 様

垣内長野県議会議長の来賓あいさつ
長野県議会議長 垣内基良 様

加藤長野市長の来賓あいさつ
長野市長 加藤久雄 様

来賓各位のご紹介、頂戴した祝電披露ののち、大会決議を採択いたしました。

大会決議

長野県の私立学校は、それぞれの伝統と建学の精神に立脚し、新しい時代に対応する特色ある教育を積極的に展開して、有能な人材の育成に努めてまいりました。
これからも長野県で育つ子どもたちの教育に、責任を持って尽力していく決意であります。
しかしながら、私立学校は、少子化による園児・生徒・学生の減少等に直面し、財政基盤の脆弱な私立学校の経営環境は一層厳しさを増しております。
私立学校が多様化する住民ニーズに応じた教育研究を推進し、長野県の未来を創造していく人材を育成していくためには、学校の経営基盤の安定が不可欠です。
そして、私立学校がその役割を果たし活性化することは、信州創生にも寄与するものと確信します。
私たち私立学校は、公教育の担い手であることを強く自覚するとともに、私立学校に対する県民の期待を重く受けとめ、長野県教育の充実になお一層努力することを誓い、次の事項を決議します。

  1. 私立学校の経営の健全化のため、私学に対する財政支援を充実すること
  2. 幼児教育の振興のため、幼児教育振興法(仮称)の早期制定と、人材確保のための助成制度を拡充すること
  3. 特色ある教育を行うため、また経営の安定のため、私立高等学校の生徒数を安定的に確保すること
  4. 高等学校卒業者の県外流失の抑制と経済的困窮者の就学支援のため、専修学校及び短期大学の在学生に対する奨学金制度を新設すること
  5. 魅力ある私学教育を目指して、私立学校間の連携を強化すること

平成29年12月21日
公益社団法人長野県私学教育協会
第4回 長野県私学振興大会

大会決議
大会決議

第二部では、優れた功績を上げた団体、生徒等に対する理事長表彰が行われました。

理事長表彰 1
生徒等に対する理事長表彰

理事長表彰 2
生徒等に対する理事長表彰

第三部では、リクルート進学総研キャリアガイダンス編集顧問 角田浩子様より「これからの社会で求められる人材を育てるために私立学校はどう取り組んでいくか」という演題で、ご講演いただきました。

講演 1
講演

講演 2
講演

また、長野県県民文化部こども・若者担当部長 轟寛逸様ほか2名のパネリストを交え、「地方における人口減少問題」についてパネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション
パネルディスカッション

式次第PDF

  • 第4回 長野県私学振興大会次第
    PDF(330KB)
  • 平成29年度 理事長表彰受賞者名簿
    PDF(195KB)