第6回 長野県私学振興大会を開催
去る令和元年11月12日(火)、諏訪市文化センターにおいて、「私立学校が一翼を担う 未来を見据えた人づくり 学びの県づくり」をテーマに第6回長野県私学振興大会が行われました。
式典開会式
長野県私立幼稚園・認定こども園協会 理事長 大森けい子 の開会のことばのあと、公益社団法人長野県私学教育協会 理事長 成田守夫 より主催団体代表挨拶と、長野県私立中学高等学校協会 会長 桜井達雄 より現状報告を行いました。
主催者挨拶 私学教育協会 成田理事長
現状報告 私立中学高等学校協会 桜井会長
来賓の皆様より祝辞を頂戴いたしました。
長野県知事 阿部守一 様 代理
長野県副知事 小岩正貴 様
衆議院議員 務台俊介 様 代理
秘書 村瀬元良 様
長野県議会議長 清沢英男 様 代理
長野県議会 県民文化健康福祉委員長 清水純子 様
諏訪市教育長 小島雅則 様
来賓各位のご紹介、頂戴した祝電披露ののち、大会決議を採択いたしました。
大会決議
私たちは今、少子高齢化と言われる時代に入り、多様な働き方や生き方が求められ、私たちを取り巻く環境においても、ネット社会、AI導入により、個人が様々な対応を迫られる時代に変わってきています。このような時代に対応するためには、何よりも人づくりが重要であり、そのためには、幼児教育から高等教育、更には社会人のリカレント教育に至るまで、生涯を通じて切れ目なく、良質の教育が提供されることが不可欠です。
私立学校は、本年、無償化時代を迎え、益々それぞれが建学の精神に基づく個性豊かな活動を積極的に展開して、有為な人材育成に努めるとともに、多様化する住民のニーズに応じた教育研究を推進する必要があります。
一方、少子化は進み園児・生徒・学生の減少等により、私立学校の経営環境は更に厳しさを増しています。
そのような中にあって、私たち私立学校は、公教育の担い手として、また、未来を見据えた人づくり、学びの県づくりの一翼を担っていくため、次の事項を決議します。
記
- 私立学校の経営の健全化のため、私学に対する財政支援を充実すること
- 幼児教育の振興のため、幼児教育振興法を早期に制定すること
- 私立高等学校の生徒数を安定的に確保すること
- 県内高等学校卒業者の県外流失を抑制するとともに、県内短期大学や専修学校が力を入れている県外出身者の入学確保について積極的な支援を行うこと
併せて支援の一環として、短期大学及び専修学校の在学生に対する奨学金制度を新設すること
令和元年11月12日
公益社団法人長野県私学教育協会
第6回 長野県私学振興大会
大会決議
第二部では、優れた功績を上げた団体、生徒等に対する理事長表彰が行われました。
生徒等に対する理事長表彰
理事長表彰 代表者 ご挨拶
第三部の記念行事では、教育評論家 親野智可等様より「激動の時代を迎える子供たちに今必要なこととは」という演題で、ご講演いただきました。
また、御諏訪太鼓保存会様による太鼓演奏が行われました。
太鼓演奏
太鼓演奏