正しい入浴法ノススメ

温泉をあなどってはいけません。間違った入浴は思わぬアクシデントを引き起こします。
温泉療養のときにはもちろん、健康な人が保養のために入浴する時でも、体に負担のかからない入浴法を確認してみましょう。



上手な入浴法
1.
入浴の時、浴槽に入る前に、かけ湯をしましょう。お湯につかる準備運動です。


つま先から腿へ


指先から腕、肩へ


徐々に体を慣らしていきましょう
2.
入浴時間は温度によって異なりますが、初めは5〜10分、なれれば、ぬるめのお湯で30分以内、高温のお湯では10分以内までがよく、それ以上では疲れや不慮の事故を起こすおそれがあります。
3.
温泉成分は、なるべく洗い流さないようにしましょう。
(皮膚の弱い人は、強い酸性泉や硫化水素泉では浴後洗い流した方がよい)

4.
入浴後30〜一時間くらい休憩しましょう。
入浴回数は一日2回くらいが適当です。
むやみに回数が多いと湯あたりなど、かえって逆効果になります。


上手な飲用法
温泉飲用の一回の量は一般に100mlないし200ml程度とし、一日の量は200ml〜1000mlまでにしましょう。
強酸泉、酸性泉、含アルミニウム泉および含鉄泉は泉質と濃度によって減量、希釈して飲用しましょう。
食前30分〜1時間がよいです。
含鉄泉、放射能泉及びヒ素又はヨウ素を含有する温泉は食後飲用しましょう。
含鉄泉飲用の直後には茶、コーヒーなどを飲まない。
夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けましょう。


入浴してはいけない

急性疾患(特に熱がある場合) 悪性腫瘍
活動性の結核 重い心臓病 呼吸不全 腎不全 出血性疾患 高度の貧血
その他の一般に病勢進行中の疾患 妊娠中(特に初期と末期)




注意点
休息してから入浴
すぐに入浴するのは避けましょう。
列車や車に揺られ、体のリズムが不安定になっています。
一時間ほど休憩しましょう。
温泉の刺激により、血液が皮膚の表面に集まるため、胃に血液が行かず消化に良くないので、食事前後30分〜1時間の入浴は避けたいものです。
厳禁です。アルコール類は血液循環を良くし、血圧などの変化に対応する能力が低くなっていますので、血圧が上がった場合、これをコントロールすることができず思わぬ事故を起こすことがあります。2時間くらいおいた方が安全です。