6歳のころからしばらくの間、学校教育というものを生活の軸に据えてやっていた時期があるわけだが、そんな生活の中で
とても不思議に思えることが多々あった。「夏休みの自由研究はなぜ強制的にやらされるのだろう?」とか、「始業、終業の合図は
どうしてチャイムの音なのか? (YOSHIKIのドラムだっていいはずだ)」とか、「ある一定の年齢に達した女子は、神変不思議な
集会を開く」といったものである。
そんな数ある疑問の中で、クラスが変わる度に首をひねったのが、
クラスに必ずひとりは肥満体がいる
という事実である。これは多くの人が感じたことがある疑問ではないだろうか。本当に不思議である。
案外、私達の知らないところで先生用の校訓というものがあって、その中には、
参拾壱.各学級に児童を割り振るにあたり、教室内の見栄えを考慮し、かつ児童の個性が引き立つように、各学級に必ず1人はデブを入れること。 |
なんてことが書かれているのかもしれない。
この『クラスに必ずひとりは肥満体がいる』という法則であるが、私の記憶(「お前の大脳は小脳だ!」とよく言われる作者の脳味噌の記憶)を
辿って調べてみると、『クラスに必ずひとりは肥満体がいる』→『20人集まれば1人は肥満体』に置き換えられそうである。
グラフにするとこういった感じになる。
こういったグラフをTVのニュース番組で調べた世論調査なんかでよく目にするけれど、上のグラフの『肥満』にあたる小さい
部分というのは『その他』なんて書かれ方をよくしている。内閣の支持率のグラフにしろ、好きな雑誌のグラフにしろ、その他の部分に
なにがあるのかというのは非常に気になるところである。
そんなことも含めて、群集の中における肥満の割合というのは、やはり不思議なものであり謎が多い。
―2002年5月27日―