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北海道釣行記

2002/9/17 初日はいきなり雨だった
 フライショップ「BeechForest」主催の北海道忠類川サーモンツアーに参加しました。午前3時頃にお店で待ち合わせて出発です。メンバーは他にショップのIさん、いつもの清水さん、ショップ常連のKくんの計4人です。朝8時45分羽田発中標津空港行きの飛行機に乗るため、荷物を車に積みかえIさんの運転で羽田まで向かいます。しかし途中で雨が当たりはじめる・・・さてどうなりますか。

 羽田に着く頃には雨もやみ、空港で搭乗手続きを済ませてあとは出発を待つばかりです。が、どうやら北海道の方は雨のようで飛行機の出発が15分ほど遅れました。さらに場合によっては中標津空港には降りられないかもということです・・・ちょっと勘弁してほしいですねぇ。というわけで?機内での会話も「うわ、翼が折れそうに揺れてるよー」「もし落ちたらどうします?」などと周囲の方を不安にさせるかのような冗談ばかりでした。もし気を悪くした方いましたらごめんなさいね(^^;
 肝心の中標津空港上空は天気が回復してきたらしく(といっても窓の向こうは雲で真っ白)ぐるぐる何度か旋回したあと無事到着しました。あいにく雨が降っていますが北海道上陸です。

 レンタカーに乗り換え、宿泊先に荷物を置いてからまずは昼食。結構ご飯が美味しかったです。かなり量が多かったのでお腹いっぱいになっちゃいましたけど(笑)
 店を出て途中で入漁券(?)を購入し、忠類川へ向かうために移動。そこでIさんの知り合いの方たちが待っているという事でした。
 林道のような道を抜けて第一管理棟へ到着。ここで受け付けを済ませます。その後、Iさんが知り合いの方たちから情報を聞いていました。その間にウェーダーを履いたりと支度をして出発です。忠類用タックルはIさんからお借りしました。ありがとうございます。

 忠類川はそれほど大きな川ではありませんでした。しかし、向こう岸へ渡るために太ももまであるような水深の中を歩くのは・・・ちっとも川歩きに慣れてないのでちょっとイヤです(爆)渡るときにはサポートしていただきました。お手数かけてすみません(^^; ポイントに着き、まずはタックルの操作とフライの流し方を教わります。普段使っているルアーロッドに比べると固いわ長いわで感覚が掴みにくいです。さらにラインにコイルおもりを付けてあるので投げにくくて・・・まあ、バスで云えばスプリットショットリグやヘビキャロ投げてるようなものなんですけどね。
 それはともかくすぐ根掛かりします。川に魚はいっぱい泳いでいるんですけど、アタリがあるかないかという以前に根掛かり乱発。勘弁してください(涙)

 少し下流へ移動して言われるままにフライを流すとなんか重い。グッと引っぱったらなんと魚がついていて、やばいと思ったときには華麗に宙を舞いながらフライを外していきました。ガーン、ショック・・・。気を取り直して流しているとまた掛かる。お、重い・・・Iさんのレクチャーでロッドを立てて魚とやりとりしていると・・・バラしてまた軽くなっちゃいました。なかなかうまくいかないものです。

 こんなことを何度か繰り返しているうちにまたもや根掛かり。ロッドをあおって外そうとするとIさんが「掛かってますよ」と言うので『え?』と思った途端にラインが出ていきました。どうやらスレらしく魚が暴れまくります。ロッドを立てながら少しずつ後ろへ下がりリールでラインを巻き取ってなんとかランディング。案の定背中にフッキングしていました。ちょっと情けないですけどようやく1匹目です。続けて投げているうちに、今のより少し小さめのが掛かりましたがまたスレでした。このときにコイルおもりが取れてしまったのですが、めんどくさかったのでそのままフライを投げました。軽くなった分根掛かりしにくくなったし、意外と底を感じ取れるようになったので、この方が自分には向いているみたいです。

 途中で『フッ』と軽くなるような感触があったので思いきってアワセると上手くヒットしました。なかなか良く引きます。数分のやり取りの後ランディングすると、今度は口にがっちりフッキングしていました。そしてマスの歯がするどいのでプライヤーを使ってフックを外します。初めて口に掛かったのが嬉しかったので1枚写真を撮っていただきました。

カラフトその1カラフトその2

 なんとなくコツみたいなものがわかってきたので、狙ったところへ投げてバイトを取ることが出来るようになりました。といっても5〜6回に1回しかフッキングしませんけど(^^; 掛かれば50〜60cmあるので引きが強く楽しいです。これまでは大きくてもせいぜい30cmくらいまでの魚しか相手にしていなかったので(単に大きいのが釣れないだけですけど)釣る魚が片っ端からいいサイズだというのは初めての体験ですね。

カラフトその3  これまではオスのカラフトばかりでしたけど、ようやくメスが釣れました。ちょっと小ぶりでしたけど、なかなか良く引いて全然寄ってきませんでした。オスに比べて背中が出っ張っていない分、水の抵抗を受けにくいんですかね?(笑)

 結局3時間くらいの間に8本ほど釣り上げることが出来ました。もっとも口に掛かったのは3本だけでしたけど(爆) 余裕がなくてあまり周りを見ていませんでしたけど、他の方たちも釣果をあげて本日の釣獲調査が終わりました。

 だんだん雨足が強くなってくる中ホテルに戻り、夕食時にはビールで乾杯。自分とKくんはお酒に弱いので一杯でやめましたが、Iさん清水さんはおかわりしてました。いろいろと雑談をしているうちに時間が経ち、酔いが覚めたあとで入った露天風呂はなかなか気持ち良かったですね。明日も楽しみです。


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