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北海道釣行記2

2002/9/18 涙雨の弟子屈遠征
 本日は7時起きで忠類川2日目の予定です。昨日の釣りは練習という感じで臨んでいたので、今日は気合を入れて釣らなきゃいけません。ところが・・・

 「え、中止ですか?」
 昨日から降り続いていた雨により川が増水してしまい、本日は残念ながら中止だということです。う〜ん、こうなると知っていたらもっと楽しんでおけば良かったなぁ・・・写真も全然撮らなかったし。ひとまずどうするかはIさんにまかせて我々は待機です。とりあえず、昨夜のうちに用意してもらった弁当で朝食にします。おにぎりとおかずの組み合わせでしたが「ちょっとビールが欲しくなるようなおかずですね」と清水さんは笑っていました。いや、枝豆やキチンが入っていただけの話ですけど(^^;

 9時半頃に出発。途中で入漁券の払い戻しをしてもらいました。
 道中、Iさんの知り合いの方たちの車と合流し、ひたすら後を追いかけてドライブ。それから1時間くらい走って着いた先は「ゲストハウスゆうあん」というところでした。出迎えてくれた犬が大勢の人にかまわれて喜んでいます。ひとまずは中へ。

 これからどうするのか、あまり状況は飲みこめていませんが(爆)温かいコーヒーをご馳走になりつつ、いろいろ写真を見せていただきました。そこには大きなニジマスや綺麗なオショロコマが写っており、北海道の自然の豊かさを一部垣間見たような気がします。
 見ればIさんがオーナーに地図を書いてもらっていました。どうやら行き先が決まった模様です。そしてIさんの知り合いの方たちに挨拶をして出発となりました。

 まだまだ空は雨雲が覆い被さっており薄暗く鈍色に周囲を染めています。たまに晴れ間が覗くこともありますが、午後から晴れると言っていた天気予報とはうらはらに今日は1日中雨の気がしました。
 未確認生物クッシーで有名な?屈斜路湖を横目に山道へ入っていきます。が、少し進むと完全に通行止めでした。ここへ来るまでにもあちこちで道路工事のために片側通行になっていたので、ここもその工事のひとつなんでしょうか。仕方がないのでIさんが携帯で他の道を聞き、美幌峠を越えて現地まで向かっていくことになりました。

 現地到着。車から出ると結構雨が当たります。肝心の川はというと濁りはないのですが、やはり増水しているのでしょうか少々流れが速いような・・・それはともかく準備をして、Iさんにレクチャーを受けながら釣り上がっていくことになりました。清水さんとKくんはどんどん先に上がっていきます。よくもまあ抵抗のある水の中をどんどん歩いていけるものだと感心しちゃいます。

2日目その12日目その2

 とりあえず流れに変化のあるようなところを流すように説明されましたが、思ったところへはフライが落ちません。まあ毎度のことなんですが(早く慣れなきゃなぁ)たまに『あ、いま見にきましたよ』なんて云われますが、さっぱりわかりません(爆) 自分が何投か流して出なかったあとをIさんがニンフで攻めるのですが、そうすると釣っちゃうんですね(^^; 見事なものです。

 流れが強くて渡れないようなところは一度上陸して薮漕ぎをしていくのですが、途中ぽっかりと開いた空間の前でIさんが『ここ気をつけてください』と云うので見てみると、なんと熊用の罠が仕掛けてありました。車の走る道路からそれほど離れていないところだというのにこんなものがあるなんて・・・さすが北海道!(意味不明)

 プールになっているところでライズがあったので攻めてみます。樹の枝が張り出している下を流すのですがうまくいきません。Iさんにメンディングを入れるように云われたのでその通りにするとなんとなくいいところを流れるようになりました。
 そして数投後に突然パシャンと派手に魚が出ました。すかさずアワセなきゃいけないのに心の準備が出来ていなかったため、何も出来ずロッドを持つ手が固まってしまいました(涙) どうやら思いっきり修行が足りないようですね。

2日目その3

 その後も魚は出たようなんですが、自分ではよくわからないままアワセをくれることも出来ずギブアップ。川の中を歩くのも薮漕ぎをするのにも疲れてしまったのでリタイヤです。上陸して他の3人の帰りを待って今日はおしまいです。聞けばみなさんそこそこのサイズをあげて楽しんだようです。う〜ん、うらやましいなぁ(^^;

 また3時間くらいの道程を経てホテルへ戻り海産物づくしの夕食に舌鼓を打ち、ゆっくり露天風呂につかって今日の疲れを癒しました。とうとう明日は最終日です。  


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