日本の原風景  気も心も洗われる豊葦の郷


旅人の心を癒す奥山の素朴な樽本温泉全景

樽本温泉に行くには斑尾高原からのルートが一般的である。

途中、ぶなの林の回廊がある『遊森(ゆうしん)の森』や『赤池』で遊び、正面に越後富士『妙高山』、見下ろせば上樽本の集落、山道の果てにあり秘湯気分を味わえる温泉である。

玄関を入ると手製の簡素な料金箱がある。時季によっては 新鮮な採れたての地元野菜を格安にて販売している。

ここ豊葦地区は山奥ではあるが、源平の頃より1000年余りの歴史があり、古の人々もこの湧水で煮炊きをし、体を洗っていたとかと思うと感慨もひとしをである。

広間に入ると、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが気軽に話しかけてくれ、ゆったりとした気分とのんびりとした雰囲気が味わえる。時には持参した食べ物や漬物などをすすめられるがなかなか美味しい。

また、『温泉開き』や『温泉仕舞い』の日には、旅行客や近隣の住民が集まり新そばや焼き鳥が振舞われ盛大に行われる。


温泉仕舞いでにぎわう樽本温泉

やきとりや山もち、新そばなどが振る舞われる

斑尾山の地中より出でたる湧水を集めた温泉である。
泉質:単純硫黄冷鉱泉 (無色透明弱硫黄味硫黄臭、加熱循環)
効能:皮膚病、アトピー性皮膚炎、腰痛、関節痛など


美肌温泉の浴室風景

のんびりくつろげる 2階休憩室風景

料金(施設維持協力金)
大人300円、子供150円
営業時間
10:00から20:00(10月は19:00)
営業期間
5月〜10月まで(期間については多少前後します。)
浴室
浴槽は5〜6名入浴出来る。(男女別)
脱衣所
鍵つきのロッカーがある。
眺望
湯船から一筋の滝(布滝)が見え四季折々の表情がある。
休憩室
玄関入って右の部屋と2階に広間がある。
備品
石鹸のみ。タオル、シャンプー、リンスは持参のこと
場所
新潟県妙高市樽本
お問い合せ
豊葦地区協議会事務局 0255(82)3802


下の画像風景が望める露天風呂の計画も持ち上がっており、樽本温泉に来られる人たちに素朴な田舎の風景と温泉をゆっくり、のんびりくつろいでもらえればいいなあーと、考えているところです。


豊葦地区の秋の風景

アクセス
[電車]信越線妙高市関山駅よりバス40分(1日5往復)
[車]上信越自動車道妙高高原ICより40分
[車]上信越自動車道豊田飯山ICより斑尾高原経由40分
お問い合せ
949-2223 新潟県妙高市樽本 豊葦地区協議会
TEL 0255-82-3802(事務局・樽本温泉内)