新潟県の最南端、信州との県境に位置する妙高市豊葦地区樽本は1000年の歴史を育んできた日本のふるさとの原点を持ったところです。冬になると3mもの雪に覆われ、地域は雪に埋まりひっそり暮らす日々となります。
しかし雪が解け、ふきのとうやこごみ、ぜんまい、わらびなど春の季節の山菜たちが顔を出し始めると、山里は一気に華やいだ季節を迎え、人々も活気に溢れ、季節を謳歌し、山里の活動の季節が始まっていきます。
今この地域も古くから住んでいる人は高齢になってきておりますが、皆元気に日々の暮らしを楽しんでおります。
文明の社会から隔離された感がある地域ですが、豊かな自然とそこから得られる自然の恵みに感謝し、日々心豊かに暮らしているそんな日本のふるさとの原点の地です。