北京が世界に誇る2つの世界遺産

− 2005.04.12(火) −

【故宮博物院】
 毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言した“天安門広場”、世界最大の城門と言われる“午門”を通り抜け現存する中国最大の木造建築“太和殿”へ。その後、中国三大九龍壁の一つ“九龍壁”や“珍妃井”などを見学。秘宝を飽きるほど見歩いた90分。
天安門広場 午門 故宮博物院
 故宮の大きな一枚大理石は、運ぶのに3年を費やしたという。その訳は、道を凍らせて運びやすくした。すなわち冬季のみの仕事だったからだという。
九龍壁 七宝焼き工場をのぞく
 1925年に“故宮博物院”として一般公開されるまでは“紫禁城”として24人の皇帝が491年間にわたり中国を統治してきた。現在は約100万件の宝物を公開している。
天安門広場で記念撮影
【万里の頂上(八達嶺)】
万里の長城(八達嶺)
 周代に北方騎馬民族の侵入を防ぐため建造したのが始まり。その後、秦の始皇帝が増築し、さらに北方騎馬民族の侵入を恐れる各王朝により長く果てしない長城が造られた。悠久の歴史の象徴でもあるその長さは6000kmにもおよび、月から見える唯一の地上建造物として知られている。
万里の長城で記念撮影
 万里の長城へ登ってくる。人が大勢、疲れた。バスの中のガイドさんの話『みなさん長城登るのたいへん、造る人なおたいへん』。農閑期の冬仕事、給料なし手弁当、すごい工事、寒さと餓えで10人に1人は死んだとか。
お休み処での飲茶 商売上手
 夕食後、寝台列車で楊貴妃ゆかりの洛陽へ
出国 洛陽 昆明 桂林 帰国
北京 西安 石林 上海