玄宗と楊貴妃の愛の離宮

− 2005.04.14(木) −

【秦始皇兵馬俑博物館】
 洛陽からバスで約5時間、400kmの旅。段々畑の中にレンガの家、小麦畑、黒土、赤土、山がポコンポコンとあり、山の上の方まで等高線のように色違いの畑が続く、中国は広い。
秦始皇兵馬俑博物館
 西安を歩けば至る所に名所旧跡がある。そんな西安であるから見て回るには少なくとも2日必要だ。まずは、始皇帝を守り続ける地下軍団“兵馬俑坑”、20世紀最大の発見と言われる。
第1号坑;6000体の兵馬俑 第2号坑;射手部隊の兵馬俑や戦車 第3号坑;司令部の兵馬俑
 6000体以上の兵士や軍馬が、多彩な表情を持ち隊列を組む兵馬俑坑。1974年、井戸を掘っていた農夫(楊志発)が偶然発見した世界遺産である。
秦始皇兵馬俑博物館で記念撮影
 兵馬俑坑にドーム型の屋根をかけて造られた世界でも類をみない博物館である。
【華清池】
 玄宗と楊貴妃が訪れた冬の離宮。3000年前の西周時代から湧き出ている湯本、毎年10月に訪れ春まで過ごしたといわれている。
観世音菩薩聖像 華清池
 市の西70kmには“楊貴妃墓”がある。安史の乱で都を脱出する玄宗皇帝は、家臣の反乱を抑えるため、それほどに愛した楊貴妃を殺害した。本心は手放したくなかったのか・・・・
白楽天の“長恨歌”碑 → “バーバの書 西安名物14種類の餃子宴(徳發長)
 書に通じるバーバにとって、この地で白楽天の長恨歌の碑を見る感激は表しようにありません。
 西安名物の餃子宴と手造り餃子(雷電くるみの里)では、どちらが満足感があるかと考えながらいただきました。当然、気持ち的には後者と言いたいです。
華清池で記念撮影
 夜行列車に長距離バス、バーバの愛車と二人旅を上回る過酷な旅、疲れも出始めました。
出国 洛陽 昆明 桂林 帰国
北京 西安 (1) 西安 (2) 石林 上海